ワールドカップ グループG

カメルーン vs ブラジル

 

見どころ

ここまで2連勝と順調なW杯を送っているブラジル。GS最終節は、ネイマール、カゼミーロら主力を温存。マルティネッリやブレーメルをスタメンで起用する。

対するカメルーンは、ここで勝たなければGS突破は夢と消えてしまう。フォーメーションは前回通り5-4-1を採用し、両サイドの突破から圧倒的フィジカルを誇るシュポ・モティングへのラストパスを狙う。

 

スターティングメンバー

 

試合レポート

超余裕モードのブラジル。ゆったりとボールを回しながらチャンスを伺う。

カメルーンは積極的にチェックに行くが、全くボールに触らせてもらえない。

最初のチャンスは18分、ブラジルは中盤のパス回しからリシャルソンが落としてヒメネスへ。ヒメネスはこのボールを迷いなく蹴り込み、ロングシュート。ボールは枠外へと外れる。

対するカメルーンはスピードある両WGにボールを預けてチャンスを生む。21分にはバソゴグの突破からアンギッサが合わせてゴールを脅かすが、これはエデルソンガ難なくキャッチ。この後もカメルーンはサイドのスピードで突破を図るが、そのあとの攻撃が続かない展開が続く。

ブラジルは32分、リシャルソンが中央を突破するがボールロスト。このこぼれ球に走りこんだアントニーが柔らかいシュートを放つが、これはオナナがセーブ。

ブラジルはこの後もリシャルソンを中心に再三チャンスを生み出すが、ゴールには至らず。フィニッシャーを任されたリシャルソンが精細を欠き、シュートを1人で6本放つが枠には1つも飛ばず。

カメルーンはシュポ・モティングまでボールをつなぐことが出来ず、こちらも決定的なチャンスを生み出せない。

試合はそのまま平行線をたどり、スコアレスドローで終了する。

ブラジルは計算通りのドローで、無理なくGS突破を決めた。

 

結果

ブラジル 0-0 カメルーン

MOM:アントニー