おはようございます、こんにちは、こんばんは。

先日、元いわきFC戦士であり、東京ヴェルディ所属のバスケス・バイロン選手のシーズン途中に町田ゼルビアに電撃移籍すると言う大ニュースがありましたね。

シーズン途中、しかもJ1昇格を争っているチーム同士間の移籍と言うこともあり、賛否両論、批判もあって、大変な騒ぎになっているみたいですね…。

〜以下バイロン選手コメント〜
このたび、東京ヴェルディからFC町田ゼルビアに移籍する事になりました。
この決断は本当に悩みに悩んで、自分でした決断です。
ヴェルディの選手としてシーズンを戦ってる最中、J1昇格争いをしてる中で僕がこの夏に移籍する事があるなんて正直全く想像はできませんでした。
そしてもちろんヴェルディに携わる方々にとっては、理解し難い、あり得ない決断だと思うのは当然だと思います。批判されるのもわかった上での決断でした。
(バイロン選手のコメント 一部抜粋)

バスケス・バイロン選手の記者会見はここから。


まぁ、シーズン途中・昇格争い真っ只中の移籍という事もあって、ヴェルディサポさんの心中は穏やかでは無いでしょう…


けど、悩みに悩んだ末にバイロン選手が出した答えなら、どこに行っても応援するのみ。


バイロン選手は、どこに行ってもバイロン選手だ⚽️



さて、話をいわきに戻しまして…。


本日はホーム戦・第二次常磐線ダービーが開催。


相手は、前回2-2のドローゲームだった水戸ホーリーホックさん。


ホーム側チケットは、なんと全席完売‼️


さぁ、決着の舞台は整いましたよ⚽️🔥


先発スタメン発表ぉ〜❗️


◢◤スターティングラインナップ

GK: 31鹿野

DF: 2石田/4家泉/3遠藤 /16河村

MF: 33下田/6宮本/24山下/20永井

FW: 9近藤 / 11有田


«サブ»

1田中/35江川/13鏑木/15加瀬/19岩渕/17谷村/18吉澤


前節スタメンだった吉澤選手に変わり、近藤選手が先発。

あとは、前節栃木戦とほぼ同じメンバーですかな?


岩渕選手は、4試合連続ゴールなるか注目ですね。








いわきボールでキックオフ⚽️

セカンドボールを奪われ、早いパスとフリーキックから、立て続けにシュートを撃たれるも枠の外だったが、早いパス回しから早々に失点…。

なかなか攻撃のペースを掴めないいわきは、パスがなかなか繋がらず決め手となるラストパスが届かない。

河村選手はじめ、永井選手のドリブル突破をするも2、3人の選手に囲まれ、マイナス方向にパスを出し、また攻撃を組み立て直すという繰り返し。

試合のペースは水戸が握り、サイドの25番の選手を起点に何度となくゴールに迫るも、遠藤・家泉選手たちがガラダを張って攻撃を食い止める。

25分頃、センターサークル付近でプレスに行った近藤選手が水戸の選手と接触、イエローカードを出されてしまった。

そして28分、下田選手からのパスを受け取った石田選手が大きく縦パスを出し、抜け出した有田選手が追いついてゴール前にクロスを上げる→このボールをクリアしようと飛び込んできた水戸の選手に当たって、これがそのままゴールイン。

オウンゴールから同点となる。


この1点から一気に会場の空気が一変、いわきの攻撃にエンジンがかかり出した。


宮本選手がボールキープからコーナーキック獲得。


その流れから下田選手のミドルシュート❗️


残念ながら、キーパーのファインセーブで防がれる…


その後、立て続けに永井選手のドリブルからのシュートはワクの外、家泉選手のコーナーキックに合わせたヘッドもワクを捉える事は無かった…。


チャンスはあれど、枠を捉えられないいわき。


そして迎えたATは2分。


水戸のパスをカットに入った、下田選手のクリアはあわや、オウンゴールかと思う勢いで鹿野選手の元へ行き必死にパンチで弾き出す。


これで与えてしまったコーナーキックから失点…。


再開後、ボールを持った有田選手のドリブルからゴール前にクロス→宮本選手のドンピシャヘッドは残念ながら、またもやキーパーがスーパーセーブ。

1点ビハインドのまま、前半が終了。。。



後半、いわきは2人選手交代。


近藤選手→吉澤選手

永井選手→谷村選手


水戸ボールのキックオフ、早々に2度3度と失点のピンチを招くも、枠に飛ばず、ラストパスでピッチに足を取られ滑ってしまったりと運にも助けられた。


そして5分が過ぎ、ここで田村マジック発動❗️


石田選手→岩渕選手





中盤での主導権争いが続く中、少しずついわき陣内にボールを運ばれていく…


15分頃、いわき陣内エリア手前でフリーキックを与えてしまう…。

これを直接決められて追加点を与えてしまった…。


2点差…かなり厳しい状況になった…


シーズン前半のいわきFCなら追いつけず、これで試合は決定的だったと思う。


でも、シーズン後半のいわきは強い‼️


ここから始まるいわきの逆襲‼️


まずは19分、最終ラインでボールを回し攻撃のチャンスを伺い、河村選手がボールを受けて相手選手をひとりかわして、下田選手へ、ダイレクトで前線にスルーパスを出すと、抜け出してきた選手がペナルティエリア中央からドリブル、右スミに冷静に決めたぁ‼️

背番号 19

MF

岩渕 弘人‼️

4試合連発‼️



これで1点差❗️


4試合連続で決めた岩渕選手のゴールは、いわきの選手たちに火をつけ、スキル『魂を息吹くフットボール』がここに発動、更に攻撃を畳み掛ける。


直後の22分、センターサークル少し先でボールを持った吉澤選手がサイドにいる宮本選手へ→ドリブルから前を行く有田選手へ→有田選手はダッシュしながらダイレクトでバックパス→走り込んでいた吉澤選手がゴール前にクロス→これまた途中出場の選手がFWの嗅覚で走り込んでいて、スライディングでボールを押し込んで同点〜‼️


このゴールを決めたのは…!

背番号17

FW

谷村 海那‼️




この得点で、会場のボルテージは最高潮。


前も後ろも、右も左も全力でピッチに向けて声援を送っている。


こんな光景はほんと久し振りに見た。 なんの根拠もないけど、この試合は勝てるって瞬間に感じた。


同点になり、勝ち越し点を取りにくる水戸の選手たち、逆転を狙ういわきの選手たちが球際でバチバチのカラダのぶつけ合い、ボールの奪い合いが繰り広げられ、お互いヒートアップする瞬間もあった。


35分には、下田選手を起点に、有田選手がボールを受けゴール前にシュートと見違える程の勢いのあるクロスボールを供給するも、これは相手DFに弾き出されてしまった。


流れを変えるべく、選手の交代。

下田選手→加瀬選手。


更に続く守りの時間、水戸のコーナーキックには前線には誰も残らず、ゴール前に集まり全員守備。


高いボールには鹿野選手がパンチで対応、カウンター1本、大きく蹴り出し全力ダッシュでボールを追いかけるといった、ものすごい運動量…❗️


そしてドラマは43分❗️


水戸のコーナーキックをどうにか凌いだいわき、クリアされたボールを水戸の選手が受け取り、そこに対して岩渕選手が猛然とダッシュでプレスに行く❗️


すると、水戸の選手がパスミス❗️


これを見逃さず、こぼれ球に反応しボール奪取からすぐに前線にスルーパスを送ると、宮本選手が抜け出してスピードに乗ったドリブルでカウンターを仕掛ける。

スルーパスを出した選手も同じスピードか、それ以上のスピードでフォローに走る。


追いついて来た水戸のディフェンダーと、相手ゴールキーパーを引きつけて、左にボールを流す❗️


そして並走していた選手がズドンと逆転ゴール⚽️🥅


決めたのは、今日2点目!止められない止まらない‼️


背番号 19

MF

岩渕 弘人‼️

本日・2点目‼️




んーー、いわき、強い‼️


いやぁ、まさか3点差をひっくり返すとは‼️


残り時間はまだある‼️


この勢いのまま期待するのは、岩渕選手のハットトリック、そして有田選手のゴールだなぁ🥅


ATは4分。


ここで選手交代。


河村選手→江川選手。


最後まで追加点を狙いにいき、有田選手も自らドリブルでゴール前に持ち込むも、これは奪われてしまう…てか、相手選手が完全に押してたんだけど。。。


ノーファウルかい 汗


そして、水戸がボールを運び、長い縦パスを供給しゴールラインを超えた所で、試合終了‼️


勝点3をゲット‼️ 


得点に絡んだ選手がほとんど途中出場という、まさに田村マジックでの勝利❗️


次節はアウェイでレノファ山口戦。


雨被害が心配されるところですね…。




4試合連続でヒーローインタビューの岩渕選手。


以下、インタビューコメント。


--2ゴールして勝利したが、いまの気持ちは?出来過ぎです(笑)。怖いです。

--自身の得点場面について。(1点目は)練習でSBから下田 栄祐を経由してダイレクトで縦に出すことはやっていて、たぶん吉澤 柊を狙ったボールだったと思いますが、彼がオフサイド気味で自分が受けて、あとは流し込むだけでした。

2点目は、相手がミスしたときに自分と宮本 英治しかいなかった。練習で広いコートでの3対3とかをやっていて、それがそのまま出たと思います。英治にボールを出したときに秋本 真吾スプリントコーチの走りを意識してスピードも上がって、彼のラストパスは雑でしたが、決めることができて良かったです。

--今日の勝利を受けて、次節・山口戦への気持ちは?出場時間は短いですが、ケガ明けで試合に出続けてけっこう疲労を感じているところもあります。そういうときこそケガが危ないので、しっかり休みたい。山口戦は勝ったら順位が上がると思うので、次は3連勝を目指して臨みたいです。

--2点差になったときの心境は?ハーフタイム前にもったいない失点をして、いまのチーム状況なら1点差であればいけると思っていましたが、相手のFKが決まったときは厳しい表情をしている選手もいました。ただ、途中出場の谷村 海那や吉澤 柊がパワーを出せたので、自信はありました。「まだまだ走れるぞ」と声をかけていました。まあ、出来過ぎです。