新元号「令和」に日本中が湧いていますが、盛り上がったからといって2019年の運勢が変わるわけではありません。

そんなことよりも、「平成」の野球界を牽引してきた世界のイチローがバットを置いたことの方が感慨深い気がします。

彼の偉大な記録については今更語るまでもないでしょう。

野球ファンのみならず多くの人に夢と希望を与えたイチロー選手。

この機会に「天才」と呼ばれた男のホロスコープをちょっと覗いてみたいと思います。

 

鈴木一朗

1973年10月22日 8.43分 愛知県生まれ(45)

 

 

N太陽、N天王星の合は独創的で奇想天外な性格です。

射手座のASCは海外での活動に肯定的であり、N火星とN木星のアスペクトは負けず嫌いで闘争心の強さを表します。

カルミネートしている月は神経質な哲学者タイプを表し、父親以上に母親との縁が深いと考えられます。

運勢的観点からすると引退は一年前の4月頃であったはずですが、イチロー選手にはまだあきらめないという執念があったということでしょう。

 

さて、イチローは「天才」だったのか。

天才であることに誰も異論はないでしょう。

イチローの持つ三種類のセクスタイル(N海王星、N月、N土星を頂点とする)は天才を思わせる溢れる才能と可能性を示しています。

しかし、N♎冥王星とN♋土星のスクエアに注目して頂きたい。

このアスペクトで生まれることは過酷な試練と厳しい人生を強いられます。

同時に最後まで諦めない、挫折しなければ必ずできるという孤高の信念を表しています。

天才よりも「努力の人」と呼ぶ方が圧倒的にふさわしい。

いや、もしかすると努力の積み重ねによって不可能を可能にする天才なのかも知れません。

 

今後のイチローさんですが、各方面に引っ張りだこになり慌ただしくなりそうです。

くれぐれも選手時代以上の健康管理をお願いしたいと思います。

 

イチロー選手、長い間お疲れ様でした。