中藤山(R5・1・7)

 皆様、明けまして、おめでとうございます。

新年を迎え、初富士を拝観しようと思い立ち、富士展望で

有名な中藤山に出かけてきました。

7日夕刻、河口湖駅前のビジネスホテルに宿泊。

新宿から高速バスで2時間ほどで河口湖駅に到着します。

翌早朝、目前の中藤山に登ります。

  富士山は、夕焼け色に染まっていました。

早朝、6時。今日もいい天気です。

タクシーで大石峠登山口へ向かいます。

20分ほどで、登山口に到着。

此処から2時間ほどかけて、大石峠まで登って行きます。

   途中で朝日が昇ってきました。

凛とした空気、風もなく澄み渡った青空に一筆書のような

富士山が浮かび上がっています。

  大石峠に到着。

此処から、尾根伝いに5時間ほどかけて、黒岳を目指して

縦走を開始します。

よっしゃー! 行くか!

縦走中は、河口湖越しに富士山の絶景が道連れです。

            尾根道には少しだけ積雪がありました。

          

   20分ほどで、不逢山に到着

此処から、中藤山まで1時間。    

  何処からでも富士山が展望できます。

 思ったより、雪が少ないね・・・

      中藤山に到着。 ウン、富士だね!

    

眼下に河口湖、眼前に霊峰富士。

令和5年。初登山。初富士。

 おめでたい山行始めになりそうです。

 新道峠「富士山展望デッキ」から

 新道峠には、展望デッキが整備され絶好の富士ビュー

ポイントになっています。

ここで、富士を眺めながらゆっくりと昼食を摂り、

コーヒータイムを楽しみます。

 さて、出発。2時間ほどかけて黒岳に向かいます。

破風山(1674m)➡スズラン峠➡黒岳(1702.7m)

     黒岳に到着。

       

 黒岳への登りは、キツイ。

 お正月だれしている身体は、悲鳴を上げています。

 頂上で、コーヒータイム。・・・ホッ! ウマイネ!

 ここまで、ずっと富士山と道連れでしたが、ここで

お別れ、急な尾根筋を下って行きます。

 見返り富士

 今年は、年明けから一週間、晴天が続いています。

あまりに天気が良すぎて、気温が上がりこの時期にしては、

積雪が少ないようです。

富士山の雪も少なく、まだら模様の積雪で、初夏の富士を

見ているようでした。

気温が高いので、春霞の富士山のようですね?

それでも、まぁ、富士は富士。

やはりどこから見ても美しい山です。

 

 今年の山行は、富士の展望登山から始まりました。

さて、春は、どの山に行こうか?夏は?秋は?・・・

楽しみです。

このブログをご覧の皆様。

何処かの山で、お会い出来ることを楽しみにしています。

本年も、宜しくお願いいたします。

 

【YouTube】

https://youtu.be/YXerYmia4YA

 

 

北アルプス(焼岳)

上高地のライブカメラを覗いていたら、冠雪した穂高が見たくなりました。

この歳になると、冬山にテントを担いでの山行は、キツイ。

て、ゆうか、もう無理かな?

気軽に穂高を展望できる場所は、西穂か?独標か?

迷ったあげくに、最も安易な場所を思いつきました。

そうだ、上高地の「焼岳」からなら中湯経由があるじゃないか。

中の湯温泉に一泊、イヤイヤせっかくだから降りてきてもう一泊。

こんな夢のような登山を実行して来ました。

 

第一日目

中の湯温泉宿

この宿には、若い時から何度も宿泊しています。

大好きな宿なんです。

テラスラウンジから穂高が展望でき、おまけに温泉が楽しめる

「秘湯の宿」、何とも言えず落ち着いた雰囲気に浸れます。

 

第二日

早朝、5時出発。

宿の裏手の山道を一時間ほど登って行くと、山の稜線が明るくなって来ました。

30分ほど樹林帯を登って行くと木立の間から朝日が顔を出してきました。

    

奇妙な大木があります。

    

樹林帯の中を更に1時間ほど黙々と登って行くと、樹幹の間から

焼岳が見えてきます。

    

更に近づくと、山腹から噴煙が出ているのがはっきりと見えて来ます。

    

積雪はそれほど多くありませんが、日陰は雪が吹き溜まり、凍てついています。

焼岳がはっきりと見えて来る平坦な登山道を10分ほど歩くと、いよいよ焼岳への急登になります。

登坂途中で振り返ると遥か八ヶ岳の彼方に雲海が浮かび、空には太陽が輝いています。

見上げると、勢い良く噴煙(ガス)を噴き上げる焼岳北峰が聳えています。 空は、冬色の紺碧です。

クマザサ帯を抜けると山頂が間近

南岳と北岳のコルに出るとすぐ近くからガスが噴出しています。

       火口湖(正賀池)は、凍っています。

    

さて、後ひと登りで山頂です。

山頂  西穂から奥穂へと続く稜線がくっきりと展望できます。

焼岳北峰山頂   (槍が頭を出しています。)

360度の展望を堪能し、宿が用意してくれた昼食をいただきます。

さあ、そろそろ下山します。

今日は1日中、小春日和の穏やかな晴天。

もう一度、登山道中腹から山頂を振り返ります。

2:30分

安房峠に抜ける旧道沿いにある「焼岳登山口」に到着。

今夜は、もう一泊中の湯温泉に泊まり、ゆっくりと疲れを癒します。

     

 

第三日目

昨日は、あんなに良い天気だったのに、今日は朝から雪です。

外は、雪でも暖かいラウンジでおいしいコーヒーが頂けます。

                秘湯の湯

     

この歳になって、未だに仕事に追われて、息つく暇もなく働き続けています。

そんな毎日ですが、山に来るたびに思うんです。

こんな美しい景色が見られてよかった。

こんなおいしい空気を味わえてよかった。

頬を伝う汗も。突き刺すような寒さも。吹き抜ける風も。舞い上がる雪煙も。みんな、みんな、愛しい。

生きている実感を五感で感じることが出来るんです。

しっかりと山からエネルギーを受け取ることが出来るんです。

この足で、此処に来らて、本当によかった。と

 

日常から離れて、スイッチを切り替え、ゆっくり、のんびり、温泉付きの山行もいいものですね。

また来よう。また、此処に帰って来よう。

お天気に恵まれた、温泉三昧の山行でした。

     【ドローン映像】

https://youtu.be/eqF3mUYdvPA

 

 

折立登山口から太郎平を経て雲の平へ(R4・7・29)

北アルプス最深奥の秘境「雲の平」へ・・北アの集大成・・か?

ブナ立尾根から槍ヶ岳へ、北アルプスの裏銀座を縦走したのは平成20年の夏でした。 ウム、あれから10年以上・・・・

あの時、鷲羽岳から見た遥か彼方の雲ノ平に何時か行ってみたいと思いながら、黒部源流のその奥座敷に今日まで行くことができませんでした。

何しろ遠いんです。本当に遥か彼方なんです。

 歳も歳だし、ぐずぐずしてるともう行けなくなるぞ、と自分自身に言い聞かせ、やっとこ、決心して出かけてきました。

  (何とか職場の許可を頂きました。)

山小屋3泊4日の山行です。

【第一日目】(富山駅前に前泊)

富山駅前(6:10)発のバスで折立登山口へ

結構、いますね。ご同輩

1:30分、折立登山口到着。

支度をしていよいよ、登山開始。

此処からは、ひたすら樹林帯の登りが続きます。

登山道は、よく整備されていて、ブナやヒノキの大木が出迎えてくれます。

   

    ひときわ大きな檜の大木があります。

  

樹林帯を抜けると木道が現れます。

両側は、広々としたお花畑が続いています。

キンコウカの花が一面に咲いています。

ニッコウキスゲ

ミヤマリンドウ

眼下には、登山口の有峰湖が望めます。

アキアカネが群れ飛んでいます。

 夏山ですね!

  

        もうすぐ、山小屋に到着です。

  

1:30 (太郎平小屋に到着)

【第二日目】

  4時起き、5時出発。 我らの山歩きの鉄則です。

  今日は、いよいよ、メインの雲ノ平を目指します。

  まずは、薬師沢小屋を目指して出発。

   

天気は、まずまず。

朝露に濡れたお花畑がキラキラ輝いています。

一面チングルマのお花畑が広がっています。

ハクサンイチゲ

朝日が出てきました。 暑くなりそうです。

平原を長い木道が延々と続いています。

幾つかの谷を越え、薬師沢へ降って行きます。

谷筋に キヌガサソウが咲いていました。

     長い降りを降り切った出会いに薬師沢小屋があります。

     此処で一休み。太郎平小屋の弁当をいただきます。

   

   薬師沢は雪解け水が轟々と音を立てて流れています。

   一休みして出発。

          薬師沢に架かる吊り橋を渡ります。

   

吊り橋を渡り切ると、垂直の鉄梯子を沢底まで下り、

そこから、樹林帯の急坂を登り返し、雲ノ平を目指します。

対岸から薬師沢小屋を振り返ります。

此処からは、急坂。

樹林帯のゴロゴロ岩の中を2時間ほどかけて雲ノ平の木道まで、這うように登って行きます。

      此処は、キツイよ!

    

急坂を登りきると雲の平への木道が続いています。

もうすぐ、雲ノ平小屋です。

火山大地の盆地には、一面お花畑が広がっています。

 正に、庭園! 

台地の上に雲の平小屋が見えて来ました。

小屋前の「ギリシャ庭園」

15時を過ぎると、雷雨になりました。

雨上がりには、見事な夕焼けが待っていました。

夜は、満天の星空。

 【第三日目】

何時ものように、4時起き、5時出発。

綺麗な朝焼けの中、お花畑の丘の上に「雲ノ平小屋」が浮かんで見えます。

        満開のコバイケイソウ

 「スイス庭園」を通り抜け、祖母岳を目指します。

 

山頂からは、槍ヶ岳が見えています。

今日は、雲が湧くのが早い。

山頂を超えて黒部の源流へ下ります。

稜線には、高山植物のお花畑が広がっています。

   チングルマの綿毛

   コイワカガミ

黒部の源流。

此処から染み出る「一滴」が黒部本流の大河へとつながっているんですねぇ~・・・・・・    

  

  

此の源流沢を、三俣山荘へと続く源流出会いの登り口まで下って行きます。

下って行くにつれて、沢の水量は増し、その両岸には、色とりどりの高山のお花が広がっています。

   谷筋には、まだ残雪が残っています。

   ハクサンフロウ

   クルマユリ

            コイワカガミとツガザクラ

  

          イワギキョウ

  

          シオガマ

  

    源流沢を下り、三俣山荘へと続く源流出会いの

  登り口に黒部川水源の石票が立っています。

  

 此処から、三俣のテンバを経て、三俣蓮華岳へと登り

 返して行きます。

          三俣山荘のテント場 。後ろは、鷲羽岳                     

      山頂と双六小屋への巻道分岐

         ジジ、ババは、迷わず? 山頂を目指します。           

  

  山頂。ガスで何にも見えません。          

  鬼のような形相で、登りついた婆さんは、何事も

  なかったように上機嫌です。

            まずは、記念写真。

   

  山頂から、丸山を経て双六岳へ向かいます。

  穏やかな稜線歩きが続きます。

      双六岳到着

   ガスガス、何も見えません。

  

なだらかな稜線を双六小屋へと向かって降りて行きます。

  ガスが切れてきました。

      振り返れば、鷲羽岳と水晶岳

 【第四日目】

山歩き、最終日です。

双六小屋の夜明け。

何時ものように、5:00、小屋を出発

10年前は、此処から、槍へと続く稜線を縦走しました。

10年ひと昔かぁ~・・・・

今日は、双六小屋のテンバを抜けて新穂高温泉へ降りて行きます。

   

   

此処からゆっくりとした登りを30分ほど登ると突如、開けた稜線に突き抜け、絶好の槍の展望台になっています。

眼前には、雄大な槍ヶ岳が黒々と突き立って現れます。

気持ちの良い稜線を左に槍・穂高連峰を眺めながら弓折岳の

分岐まで下って行きます。

           眼下に鏡平小屋が見えています。

  

 鏡平小屋

 鏡池に映る槍ヶ岳

一休みして。

小池新道を通りわさび平小屋を経て新穂高温泉の登山口に降りて行きます。12:00新穂高温泉バス停到着。

休む間もなく大急ぎで、平湯温泉行のバスに乗り込みます。

お目当ては、もちろん温泉。

3日間の汗を平湯温泉で落とし、さっぱりして帰ります。

 夏山の天気は昼まで。・・・ですね。!

昨日も一昨日も、15時を過ぎる頃になるとスコールのような雷雨になりました。

我らは、一度も雨具を使用することなく小屋にたどり着けました。

夕方になって、雨具を着けてビショビショになって小屋に駆け込んでくる登山者を見ていると、おぅ、おぅ・・・と思ってしまいます。

やはり、山歩きは、早立ちに限りますね。

 久しぶりの縦走登山でしたが、歩き終わってみると太ももやこむらの張りも全くなく快調に歩くことが出来ました。

何だか、10年前より、楽に歩けた気がします。

気のせいかぁ?

まぁ、山歩きのつらさは、歩き終えるとすぐに忘れ、楽しかったことばかりが残るものなんですよね。!そうでしょ?

良し、次は秋か?

    【雲の平の動画】

https://youtu.be/WdtqoAcNuII

https://youtu.be/gmMWEbudVp0

https://youtu.be/3CGffb1uBSU

 

R4・GW(鳳凰三山縦走)

今年の連休は、前半はあまり天気が良くありません。

後半は、天気が回復して来る。との予報が出ています。

それでは、昨年計画して行けなかった、南アルプスの鳳凰三山に行きませんか?と相棒に声掛けをしました。

最近、相棒も歳のせいか?足腰が弱っており、自信が持てないようです。 何とか、説得して、出かけることになりました。

 

初日は、地蔵岳登山口の「御座石温泉」に宿泊する予定でしたが

温泉宿は休業のようです。(コロナのせいかな?)

やむなく、韮崎の駅前旅館に前泊ということになりました。

第一日目

登山口までのバス便の本数が少ないので、タクシーを利用して御座石温泉の登山口に向かいます。

9:00 

登山開始、水仙の花が満開です。

大きなブナの大木がありました。

この辺りは、雪が全くなく、深いブナ林の森が芽吹きの季節を迎え萌え草色に輝いています。

   

空を見上げると、青く澄み渡り、新緑の香りが漂っています。

心が落ち着き癒されていることが実感できます。

    

急登をしばらく登って行くと間もなく、小屋までの中間点、燕頭山に

到着、広々とした尾根は、もってこいの休息場所です。

この辺りの木々には、びっしりとサルオガゼが垂れ下がり風にたなびいています。

    

カラマツ林の向こうに薬師岳が覗いています。

30分ほど登ると、ようやく展望が開け、地蔵岳のオベリスクが見えて来ます。

地蔵小屋直下の樹林帯に入ると深い雪が残っています。

上から降りてきたオジサンに聞きました。

@これから先、雪は深いですか?

・ずっと、雪だよ急登だし、気を付けてね。

@アイゼン必要そうですね?

・そうだね、俺は、へいきだったけどね。

@・・・・・

ジジ、ババは、迷わずアイゼン装着です。

20年以上、山に登っているもんね。

安全第一。

     

3:00

ゆっくり、ゆっくり、小屋に到着。

先客は、テラスで、コーヒータイム。

我らも、コヒーを頂きますか。

第二日目

7:00

先発隊は、ヘッドランプを点けて4時頃から出発しています。

我らは、明るくなってから、ゆっくりと出発。

いつものように二日目は、爺さんは元気モリモリです。

山頂まで約一時間。

グングンと高度を稼いでゆきます。

婆さんは、なかなかエンジンがかからないようです。

此処は、35度ほどの傾斜があります。

しかも、ズルズルの砂地。なかなかキツイ登りです。

それでも、予定どおり地蔵岳のコルに到着。

  誰もいません。

地蔵岳のコルには、お地蔵さんがたくさん安置されています。

振り返ると、婆さんの姿が見えません。

30分ほどして、ようやく姿が見えました。

あれれ・・・

婆さんは、誰かの後をついてオベリスクの取り付きに直登しています。一生懸命に手を振り合図をしますが、周りを見る余裕はないようです。

アイツ、あそこに登るつもりかな?

今日は、縦走すると判っているはずなのに?

何、考えてるんだろう?

1時間、遅れで観音岳へと続く稜線に出てきました。

此処から、観音岳までは、起伏はあるもの左右の展望は素晴らしく、気持ちの良い縦走が続きます。

    眼前に観音岳が近づいて来ました。

  

 彼方には、薬師岳の岩頭、その後ろに春霞の富士山が 見えています。

観音岳の山頂に到着。360度の展望です。

     北岳に連なる白峰三山

   薬師岳と富士

観音岳から薬師岳に至る稜線は、花崗岩の砂礫の砂地が続き、まるで、海辺を散策しているような気持になります。

夏には、この砂地に南アルプスの花の女王「タカネビランジ」の花が美しく咲いています。

  薬師岳に到着。後ろは、北岳。

  

此処は、白峰三山の展望台。

残雪を頂いた、北岳、間ノ岳、農鳥岳が連なっています。

ゆっくりと、景色を堪能してから、夜叉神峠へと下って行きます。

長い長い、下りが続きますが、右手には、白峰三山が望見でき、

左手には富士山が見えています。

 今回は、地蔵岳から観音岳を往復し、鳳凰小屋の脇からドンドコ沢を下って、青木温泉に泊まる予定でした。

しかし、今はコロナ過であり積雪期とあって大幅に予定が変更されてしまいました。

小屋の親父さんは、積雪によりドンドコ沢の下降は危ない。

縦走して、夜叉神峠に降りてはどうか?

とのアドバイスを頂き、素直に、これに従うことになりました。

このコースだと、どう考えても10時間。以上か?・・・長いトレイルになります。

そんな訳で、夜叉神峠までタクシーに迎えに来てもらい、麓の芦安温泉に一泊という殿様山行になりました。

まあまあ、ジジ、ババの山行は、こんな調子でまだまだ続きます。

つづく・・・

        動画をお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2022・3・22

3月に入って、天気が愚図ついていましたが、久しぶりに週末の3連休は、天気が良さそうです。

毎日、毎日、仕事のスケジュウールいっぱいです。

そんな訳で、溜まっているストレスを発散するために大菩薩峠に登って来ました。

ドローンを背負っての山行になりますので、ジジイの背負う荷物としては、重たい(15キロです。

ちなみにバアサンは、背負ってくれません。

 新宿から中央線で「塩山」まで、此処から大菩薩峠登山口まで、

タクシーを利用しました。(バスもありますが時間の節約です。)

冬季は、ここまでしか乗り物の利用は出来ません。夏場だとずっと上のロッヂ長兵衛のバス停まで乗り物を利用できるので楽々日帰りが可能です。

19日

大菩薩峠登山口 (ゲートが閉まっています。)

此処から、舗装道を登って行きます。これがツライ

30分ほど歩くと、千国茶屋の分岐点にお地蔵さんが出迎えてくれます。

この橋を渡ると「千国茶屋」

「千国茶屋」

千国茶屋の脇から15分ほど登った処から本格的な登山道になります。

此処から、2時間ほどかけてロッヂ長兵衛まで、休み休み登ります。

バスだと、30分ほどなんだがなぁ~ホント、ツライ

木立の間から、南アルプスが見えています。やっぱり、山の空気は美味しいよね!

やっと、ロッヂ長兵衛に到着(立派なバス停があります。)

此処から、福ちゃん荘まで25分と書いていますが、雪道だと1時間は、かかりますな。ホント。

福ちゃん荘から、さらに一時間半。ヘロ、ヘロで介山荘に到着。15:00。到着

昼まで、天気が良く、雪を戴いた南アルプスも良く見えていたのですが、到着時はガスで何も見えません。

6時夜ご飯。野菜たっぷりのサラダ。ワイン付です。

この後に、カレー。ヤッパ、山は、カレーだよね!

大菩薩峠だけに、「中里介山」先生の直筆色紙がありました。

20日

昨夜は、大荒れで吹雪になりました。

朝起きてみると新雪が3cm程、積り、昨日の足跡をすっかり消していました。

しかし、今日は晴天です。

-7度、微風、絶好のドローン日和です。

東の東京湾からご来光です。

西には、雪を戴いた「富士山」その後ろに真っ白い南アルプスが連なっています。

ご来光です。「合掌」

東京湾が輝いています。

「富士と月」未だ月が残っています。 春はあけぼの・・・

南アルプスが綺麗です。

晴天です。ドローンが気持ちよさそうに飛んでいます。

末尾の「ユーチューブ動画」を見てね。

さて、いつもの記念写真を撮って下山します。

    

石丸峠を経て、小菅村の「小菅の湯」を目指します。

「介山荘」を出ると石丸峠までの登りが待っています。

昨夜の雪で踏み跡が全くありません。

石丸峠到着

此処からの富士山も綺麗です。

雪が深く、踏み跡が全くありません。

小枝に結び付けられている、「赤布」を頼りに進んで行きます。

此処から「牛の寝」通りに向かいます。

    ゆったりとした長い、長い下りです。

深い雪道が続きます。

さて、クイズです。

       なんの動物の足跡でしょうか?

大きなブナの木をを見つけました。

     ジイ様は、元気をいただきます。

    

だいぶ、麓まで下りてきました。

ここまで来ると雪もありません。

   もうすぐ「小菅の湯」

  後、一息

 「小菅の湯」到着。

長い、下りでした。

温泉にゆったりと浸かって、疲れを落として帰ります。

久しぶりのロングトレイイル。でも、まだ、もう少し、歩けそうです。

 里は、桜の季節です。

山裾では、そろそろ若葉の芽生えが始まっていますね。

それでも1000mを超えるあたりから、まだ多くの雪が残って

います。

今年のアルプスは、雪が多そうですね?楽しみですねぇ~

それにしても爺さんは、15キロを背負っての登りは、ほんと、

キツイ!ですよ~

ドローン山行を続けるには、もう少し、荷物を軽量化しないと・・

なんて、考えております。

しかし、GWに向かって、良い訓練になりました。

     ドローンの映像を見てね!

   【https://youtu.be/KRlWDhzTqFE