硫黄岳(H30・4・21)
移動性の帯状高気圧が関東に近づいています。
好天が予想されるので、ドローンを連れて八ヶ岳に行くことになりました。
山歩きに馴れていない相棒(息子)は、そろそろ足に来ているようです。おまけに荷物が多いのでなかなか足が進みません。
休み休み、ゆっくりと行者小屋を目指して登って行きます。
何とか、小屋の手前の河原に到着。この辺で、ドローンを飛ばしてみます。
今日は、頂上直下の天望荘を予約していましたが、行者小屋に到着したのが3時になってしまいました。
山慣れしていない相棒を連れ、ドローを飛ばしながら登って来たためこんなもんですかね。
このままだと、展望層まで届きそうもありません。
行者小屋の方が居たので、泊まれますか?と尋ねたところ、今日は、小屋明けの準備中で、小屋の営業は連休明けからということでした。・・・・相棒はがっかりです。
それでは、中山峠を越えて赤岳鉱泉に向かうことにします。
峠の広場で、もう一度ドローンを飛ばします。
大同心が間近に見えています。
峠はまだ雪が深い。
4時半、まだ日は高い。今日は、赤岳鉱泉泊まりです。
今日のお客さんは、10人程ですかね?なんだか少ないですね。
まぁ、連休前なのでこんなもんですかね。
今日のご飯は、焼き肉です。御馳走様。
明日は、赤岳を諦めて硫黄岳に登ることにしました。
今夜は、相棒の足の手当てをして、早めに寝ることにします。
22日、今日も快晴、無風です。
5:30分、装備を整え出発。
相棒は、昨日よりも元気を取り戻したようですが、深い雪の中を歩いているうちに、だんだん口が重くなって行きます。
お疲れさん。
今日の登山者は3組ほどです。雪深い道に迷いながら、森林限界を抜け、やっと頂上直下のコル(大ダルミ)到着しました。
目の前に雄大な景色が開けています。兄ちゃんも元気が出てきました。よかった、よかった。
オジサンは、早速ドローンを取出して撮影開始です。
無風・快晴、絶好のドローン日和です。
雄大な景色をしっかりと堪能して、撮影を楽しんでから下山(2:00)赤岳鉱泉に到着。
鉱泉の名物、アイスキャンディーがまだ残っていました。
おいしいコヒーを注文、ゆっくりお昼を食べてから、北沢を下り、駐車場に降りて行きます。
途中で、野生の鹿に出会いました。ラッキー
4:00駐車場に到着です。
これから温泉でひと風呂浴びて帰ります。
連休前のこの時期(21日・22日)にしては珍しく、移動性の帯状高気圧に覆われ、2日共、晴天快晴でした。 空撮も快調に出来ましたが、硫黄岳山頂では、思いがけず、長野県のレンジャからドローンの飛行許可について質問を受けました。そこで、国交省の年間飛行許可とJUIDAの会員証を提示して快諾を得ました。皆さんも、飛行許可の携行をしてくださいね。
ところで、オジサンは毎年この時期に八ヶ岳に来ていますが、今年は本当に雪が少ない。
例年だと美濃戸の登山口から、雪がたっぷりとあるのに、今年は、行者小屋直下まで全く雪がありません。
赤岳に付いている雪も例年に比べると少ないようです。バリ、バリの雪山ではないのが少し残念ですね。
何はともあれ、久しぶりに親子で山に出かけ、楽しい時間を過ごすことができました。