嫌な出来事に囚われた時の対処法 | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

これもASD(自閉スペクトラム症)あるあるなのでしょうか?

今では学んだ心理学や心理療法のおかげで、
大分頻度は減ったものの、
私は嫌な出来事や心配な出来事があると、
繰り返し、繰り返し、
頭の中でその嫌な出来事や心配な出来事がリピートされてしまい、
他のことは何も手につかなくなり、
夜も眠れなくなってしまうことがあります。

実はこの三連休の間も、
私の頭の中では意図せずして繰り返し、
金曜日に起こった嫌な出来事が、
頭の中で繰り返し再現されていました。

そのため昨日、
私にとって気が紛れて、
非常にありがたいことでした。

けれど娘と孫は今朝早く家に帰ってしまい、
私はまた、朝から何度も、
頭の中で金曜日の嫌な出来事が、
繰り返し再現される状態になっていました。

このような状態は私の体にも影響を与え、
この状態が続くと私は、
眠れないことで体調を崩すだけでなく、
胃や背中が痛くなって、
動けなくなってしまいます。

けれど、今日は絵画教室の日だったため、
私は寝不足の体をおして、
痛む胃や背中を庇うために前屈みになりながら、
何とか絵画教室に向かいました。

今日はいつもの2時間半の、
自分の好きなものを描くレッスンとは違い、
モデルさんを呼んで、
5時間かけて絵を描く日でした。

「これだけ胃と背中が痛くて絵が描けるかなぁ」

と不安に思っていたのですが、
絵を描き出してからは体の痛みは忘れてしまい、
家に1人でいた時には、
ひっきりなしに脳内で再現されていた、
金曜日の嫌な出来事も、
絵を描いている5時間の間、
思い出したのは2回ほどだけでした。

しかもそんな状態だったのにもかかわらず、
久しぶりに、
自分で満足出来る絵が描けました(*^▽^*)


先生から大きなダメ出しを2か所いただいたものの、
それでも何とか先生の選ぶ、
よく出来たデッサン5枚のうちの1枚に、
選んでいただくことも出来ました♡

金曜日の嫌な出来事が脳内再生されるたびに、
私は学んだ心理療法を駆使して、
自分のストレスを和らげることに努めていましたが、
結局、このような状態から脱するのに一番最適な方法は、
自分の好きなことに没頭することだったみたいです(*´꒳`*)