危険な思考 | ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

ASD【自閉症スペクトラム】女係長 鹿島じゅんの日常生活はサバイバル!

25年以上1つの会社に健常者として勤務し、係長として人の上に立つようになった私が、
どのようにASD(自閉症スペクトラム)の特性と折り合いをつけて生活しているか、
その方法をお伝えしていきたいと思います。

私は10月から大学の通信教育部で、
心理学を学んでいます。

今日、1月6日に提出した、
臨床心理学概論の課題レポートが返却されてきました。

2つの課題を提出して、
1つの課題は何とか合格したものの、
もう1つの課題は「再提出」となりました。

頑張って作成しただけに、
かなり、、、ショックでした。


そして、こんな風に思いました。

「1日10時間ほど働く今の生活では、
やっぱり通信大学を卒業するのは難しいのかな、、、」

って。

私は仕事か心理学の勉強か、
どちらかを選ばなければいけないのではないだろうか?

そんな風な2択の思考で落ち込み悩んでいた時、
私はそんな自分の思考にハッとしました。

たった1回、初めて提出したレポートが再提出になったくらいで、
何で仕事か学びかという人生の大事な選択を、
自分に迫っているんだろう?

と思ったのです。

私は、臨床心理士や心理士の方にカウンセリングを受けたことがあるため、
そこでの経験をもとに今回のレポートを書いたのですが、
それは先生が求めていた内容ではなかったと、
講評欄に書いてありました。

レポートに必要な内容は何だったのか、朱書きされていました。

そうやって、やり直す方法もきちんと教えてもらっていたのに。

駄目だった理由に目を向けず、
駄目だった結果にだけ目を向けて、
たった1度の失敗で、全てが駄目だと考えてしまう、
そんな自分の思考を、とても危険だと思いました。

私はきっと、自分を高く評価していて、
レポートが再提出になることなど、
想定していなかったのです。

なんて傲慢なんでしょう笑

自分で自分をどのように認識しているのかに気付けて、
そんな自分の認識を笑ってしまう心の余裕も出来たので、
私はその認識を、現状にあったものに変更することにしました。

私は心理学のレポートが再提出になるような知識レベルの人間です。

この自分への認識に変えると、
臨床心理学概論のレポートが再提出になったとしても、
私はそんなにショックを受ける必要はありません。

でも、これだけだと何だか自分がダメ人間みたいに感じてしまうので(笑)、
私はこの自分への認識に、新たな一言を付け加えました。

だから、学んでいるのです。

この認識なら、へんにレポートの再提出という事実に居直ることもなく、
謙虚に課題への再提出に臨めます。

心が前を向いたなら、新たな行動に移れます。

そして早速起こした、次の行動。


大学から推奨されていた参考図書を、
Amazonでポチッとさせていただきました。
 
明日には届くらしいので、
勉強はまた明日頑張ることにして、
今日はちょっとだけ、
のんびりしようと思います^^