10月から心理学科の3年生に編入した、わたし。
入ったのは通信制の大学だから、
家でひとりで勉強するのが基本なんだけど。
わたしが入った大学では、
卒業するのに必要な65単位中15単位は、
スクーリングという、大学に通って学ぶ方法で、
単位を取得しなければならない決まりがあります。
通信制の大学って、働きながら学ぶ人が多いから、
本来はお仕事のお休みが取りやすい、
土、日などの週末に行われることが多いんだけど、
なぜか今回、わたしが受けたいと思っていた講義は、
12月21日から22日という、
金、土、の日程で組まれていました。
わたしの勤める会社は週末週休二日制で、
金曜日はお休みではありません。
だから、年末の忙しい時期でもあるし、
妊婦のムスメの健診に付き添って、
仕事をたくさん休んでいることもあって、
12月21日から22日のスクーリングに参加するために、
21日に仕事をお休みするのは難しいよなぁって、
このスクーリングに参加するのは諦めていたんだ。
でもね。
おととい、大学から手紙が届いて、
その手紙を読んだら、
どうしても、このスクーリングに参加しないと、
大学を2年で卒業するのは難しくなることが分かって、
「どうしよう、、、」
って悩んだんだけど、
最近の上司はとっても優しかったから、
思い切って21日に休みが欲しいことを伝えてみたんだ。
そしたら、ね。
理由も聞かずに、
「あぁ、どうぞ、どうぞ」
なんて、
わたしが休むことに対して、
全くどうでもいい事のように返事してくれました。
自分への無関心が、こんなに嬉しかったことはありません(笑)
スクーリングに参加出来ることが確定して、
とっても嬉しかったわたしは、
昨日、休んでいた部下のコに、12月21日に休むことを伝えたんだけど。
(わたしと彼女は職務の関係で、一緒の日に休むことは出来ないの)
そこでね、まさかの反応が返ってきたんだ。
「休んでいいんですか?」
って。
その言葉には咎める感じが含まれていて、
「その日は会社全体で大きな仕事をやる日だから、
休んじゃダメでしょう」
って彼女が思っていることが、
とってもハッキリと伝わってきました。
わたしも上司に休みを切り出した時は、
その事があって、休みは取れないんじゃないかと思っていたから、
彼女の気持ちはよく分かったんだけど。
昨日、上司から休みを取っていい許可をもらっていたわたしは、
彼女の態度に怯みませんでした。
「わたしもその事を上司に伝えたんだけど、
それでも休んでいいって言ってくれたんです」
そんな風に答えたら、彼女は、
「それなら、、、どうぞ」
と、笑顔を作って言ってくれました。
こんな彼女を見ていてね、
「昨日、彼女がお休みで良かったなぁ」
って感じたんだ。
もし、彼女が昨日、お休みでなかったら。
わたしはまず彼女に、21日のお休みを相談していたと思うの。
そして、部下とはいえ、先輩である彼女からさっきみたいな態度をとられたら、
わたしはもう、21日に休みたいなんて、言えなくなっていたと思う。
それが。
大学からおとといに手紙が届いて。
昨日、彼女が休んでいたから、先に上司にお休みの許可をもらって。
そして今日、彼女がココロの中に色んなことを思っていても、
「どうぞ」
と、わたしの休みを笑顔を作って認めてくれたのは、
この流れがあってこそ、だったと思うから。
わたしが大学で心理学を学ぶことを。
目に見える人たちの協力はモチロンだけど。
目に見えない、わたしを守っていてくれる不思議な皆さんたちも、
とっても協力して、応援してくれているんだなぁって、
ありがたくて嬉しい気持ちになりました(〃ω〃)