主演、ローガン・マーシャル=グリーン
脚本・監督、リー・ワネル
2019年の作品。
前評判がなかなか高く、多少懐疑的になりつつ鑑賞。
何のことない、面白かった!
ストーリーとしましては
ステキなキャリアウーマンなワイフと、車庫で旧車をレストアしながら暮らしてる男グレイ。
ある日妻と共に自動運転の車に乗って帰宅中に制御不能になった車が事故に遭い
更に突如現れた謎の組織に妻を殺され、自身も瀕死の重傷を負い全身麻痺に。
グレイは車椅子生活を余儀なくされる。
しかし巨大企業の天才科学者が開発中のAIチップ〈STEM〉を体に埋め込めば身体機能が元通りどころか、人間を超越した力を手にすることができる(かもしれない)という事で実験的にではあるがグレイは手術を決断し、本当にアップグレードされた身体を手に入れ
自分で妻を殺した謎の組織を追うのだが…
といった流れ。
あの〈ソウ〉シリーズのリー・ワネルの脚本監督作ですが、過剰な痛い痛い系シーンなどはほぼ無くて
『おぉっ!)というアイデアが詰まったストーリーと演出で近未来SFとしてとても面白かったですよ。
よくもまぁ考えついたね、ってタイプのお話に目を見張るアクション。
少し間延びする箇所なんかも気にならないぐらい〈カッコイイ〉近未来SF映画でした。
コチラをエエイガワ109作目とさせていただきます。
ちなみに
その昔イワイガワで海外ロケに行った際
帰りの飛行機、イワイガワを含め全員がエコノミー席のはずが
1人だけ席を〈アップグレード〉してスーパーシート的なので優雅に帰ったディレクターさんがいましたよ。
元気かしら。