主演、ニコライ・コスター=ワイルド
監督、リック・ローマン・ウォー
2017年公開の作品。
正直なところ期待薄で鑑賞したらズドン!と来た映画です。
ストーリーは
エリートとして家族と共に人生を送っていた男、ジェイコブは飲酒運転で事故を起こしてしまい16ヶ月の刑で服役する事になる。
そこで彼を待ち受けていたのは想像を絶する暴力で溢れる過酷な環境であった。
刑務所の中で標的にされない為に戦い、勝利した事によりジェイコブは派閥から認められる。
派閥の中で自分の居場所を守る為、手を汚し罪を重ね、戦い続けなければならなくなったジェイコブは思いとは裏腹に派閥の中でのし上がっていく…
と、ここからがまぁ面白い!
井川が好きなポイントは
彼の心が刑務所で悪く荒くなっていったという話ではなく
彼は自分の身を守りたかっただけで
たまたま体格や喧嘩の才能に恵まれてしまったが為に抗争に巻き込まれ悪事に手を染めざるを得なくなっていくという所!
そして愛する家族を守りたいという想いが招くとても悲しい現実。
ラストまでガツンと骨太に魅せてくれます。
クライム映画にはありがちっちゃありがちないわゆる〈エリート人生転落モノ〉の映画なんですが
こういう描き方の映画は初めて観ましたよ。
男臭く、渋く、カッコ良く、どこまでも情けない男の映画。
頂点に立つか
死か
こりゃいいコピー!
コチラをエエイガワ86作目とさせていただきます。
ちなみにこの映画
実際の刑務所などで撮影され、刑務所シーンには本物のギャングが出演してるんだって。
(イメージ)
♪友達100人出来るかな〜
出来るか!!