主演、ニッキー・ミッチョー

監督、ライアン・ブロウズ


2018年の作品。R15。
こりゃー面白かった!
無名の俳優に無名の監督
【愛と銃弾】に続く掘り出し物大当たり映画です。


ストーリーですが
舞台はメキシコとの国境近くのカルフォルニア。
主人公はルチャ・リブレ(メキシコのプロレス)の今は亡き伝説の覆面レスラー〈モンストロ〉の息子でその遺志を継ぐ2代目マスクマンのモンストロ。

彼は昔世話になった恩から誘拐や児童売春、臓器売買のボス〈テディ〉の元で働いている。

モンストロにとって一番大切なものは父から受け継いだ〈レガシー〉であり
また大事な我が子を身籠もる麻薬中毒者の妻。


その妻はその昔テディの元に売られて働かされていたのをモンストロが救ったという過去を持つ。


ある日、モンストロの妻を捨てた母親が父親の臓器移植の為にテディに娘の誘拐を依頼する…


4つの章に分かれており、それぞれの視点からストーリーが描かれる

という込み入った話。



ジャンルで言うと何なんでしょう

んー、ゴリゴリに嫌な犯罪は絡んでますのでクライムっちゃクライムですし
グロテスクでガッツリとR15な内容ですが
バカみたいなコミカルシーンも満載です。





あ、モンストロは日常でもずっとマスクかぶってます。

ちなみに最後まで素顔を晒しません。


ポスターから何から、こんな大好物っぽい映画を何故劇場で観てなかったのかが悔やまれる作品です。


好みはハッキリ別れますし、賛否も両論でしょう。

しかしタランティーノの意思を継ぐ新人監督現る!といった感じで
井川的には大好物でした。


コチラをエエイガワ71作目とさせていただきます。



ちなみに

あのタランティーノがこの作品を絶賛し、劇場に自前のルチャ・リブレのマスクを持参してって、かぶってはしゃいでたそうです。





こっちのポスターもイカス。


キャラデザイン可愛い。
キャラメルコーンみたい。


でも内容は、クレイジー。