主演、ケビン・ベーコン、クリスチャン・スレーター

監督、マーク・ロッコ


1995年アメリカの作品。
ちなみに日本での公開時のポスターは





[涙を流す前に、拍手を贈って下さい。]




やかましわ!!


えー
きっと映画会社の方か広告会社のどなたかが、お客様を呼ぶ為に、感動好きな日本人向けに、一生懸命に考えて付けたコピーだと思うので、これ以上は言いませんが

敢えてDVD版の
ど真ん中に痩せ細って膝を抱えるケビン・ベーコンがいるというシンプルなコチラを載せたという気持ちを察してください


ま、言い付けを守れず号泣してから拍手してしまうぐらいの名作なんですけど


ストーリーとしましては
幼い頃にとても家が貧しく、お腹を空かせた妹の為にやむなく5ドルを盗んでしまう主人公ヘンリー。
逮捕され理不尽にも25年の刑を受け、あのアルカトラズ連邦刑務所に収監されてしまう。

その後ヘンリーは脱獄を試みるも信じた仲間の裏切りにより失敗。
彼はさらに過酷な地下牢に入れられてしまう。
そして彼は更にある事件を起こしてしまい、その事件を担当する1人の新人弁護士ジェームズと出会う。

ヘンリーとの面会を重ねるジェームズはアルカトラズ連邦刑務所の日常的な虐待や拷問の事実を知り告発する。


といったなかなかヘビーなお話なんですが
こちら、ほぼほぼ[実話]だそうです。

デビューの頃(フットルース)はイケメンアイドルダンサブルボーイだったケビン・ベーコン
今では悪役、怖い役(スリーパーズ、激流、インビジブル)の性格俳優のイメージ
この映画で彼はとんでもない演技力で観る側を圧倒します。

そして若き弁護士役のクリスチャン・スレーター、極悪刑務所長役のゲイリー・オールドマンがまたいい!

そしてとにかく、胸が4、5回ばかし張り裂けんばかりの悲しみ地獄!

嗚咽するほど泣きましたわ。


かなり重い内容ですので、それなりの覚悟と翌日の目の腫れを考慮してご覧ください。


コチラをエエイガワ54作目とさせていただきます。





〈オマケ〉