主演、スザンヌ・ロタール
脚本、監督、ミヒャエル・ハネケ
1997年のオーストリア映画。
日本では2001年に公開。
しばらくアクション映画の紹介が続いたので
不気味極りないこの映画を紹介しますよ。
まぁこの作品は公開当時から賛の否が両の論でございまして
もし倫理的に観たとしたら口から泡吹くかもしれませんし
仮に芸術として観たとしても口からヨダレ垂れるほど不可解です。
中には『2度と観ない!』『観るんじゃなかった!』の声もチラのホラ…
ストーリーとしましては
ある比較的裕福な一家が休暇を過ごしに別荘へ。
到着後、夫のゲオルクと息子はセーリングの準備を始め、別荘に残り食事の準備をしている妻アンナに
『卵を分けてくれませんか?』と白いシャツ、白いパンツ、白い手袋をした1人の若い男が訪ねてくる。
アンナは卵を渡すが、男は1度ならず2度も卵を落とし割ってしまう。3つ目の卵を渡そうとしてるところに夫のゲオルクが帰宅し、不躾なその男に激昂し『出て行け』と平手打ちをする。
殴られた白手袋の男は態度を豹変させ、ゲオルクをボッコボコにして妻、息子を縛り上げ監禁する。
…なんやねんコイツ!
とにかく観ていて腹立たしいし、胸糞悪いし、理不尽だし、まぁー薄気味悪い!
途中に訳の分からない謎の演出とかも入ってきます。
そして後味も抜群に悪いです。
あのね
ミヒャエル・ハネケさんって何かそういう感じあんのよ。
でもね
井川はこの映画なんか好きなのよ。
でも言うとダンサー・イン・ザ・ダークの時と同じく引かれる時もあるよね。
こちらは怖いもの見たさというか
不気味なもの見たさ
『どこがファニーやねん!』言いたさで観る作品かもしれません。
コチラをエエイガワ46作目とさせていただきます。
ちなみにこのファニーゲーム
ハリウッドでティム・ロス、ナオミ・ワッツ出演で
[ファニーゲームUSA]の名でリメイクされてますよ。
ちょっとポップにしとるね。
井川は元の方がお好み。
さぁ、サッカーアジア杯決勝
日本 vs カタール
好ゲーム、そして日本の勝利を期待し応援ましょう。