主演、ビョーク
監督、ラース・フォン・トリアー
この映画の後味の悪さ、悲しみの破壊力といったら今現在
井川鑑賞映画史上、他の追随を許してません。
この映画が大好きだと言うだけで
観た人から『え…』という目で見られる賛否両論な
鑑賞後しばらく立ち上がれない、だいぶ後引く作品です。
人によっては『二度と観ない!』『観なきゃ良かった…』なんて言う声も。
井川は鑑賞後に首がへし折れるぐらいうなだれましたよ。
撮影中、主演のビョークは役に入り込み過ぎて、あまりのつらさに何度も失踪したとか
こんなにも性格が悪く残酷で、しかし現実に起こりうる
『人』という生き物が原因の悲劇のストーリー。
ビョークや周りの人達が弾ける笑顔で歌い踊るミュージカル部分が
鑑賞後、とてつもなく切なく禍々しい物に感じます。
映画にハッピーエンドや夢のあるファンタジー、娯楽的な楽しさ明るさを求めてる方には絶対に薦めません。
かなり、かなり心に余裕があれば是非。
コチラをエエイガワ10作目とさせていただきます。
井川を嫌いになっても映画とイワイガワを嫌いにならないでね。