こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです!今日は午前中の自民党・議員総会の出席の後、聞き取りのための訪問を重ねた結果、栄町➝印西➝千葉➝成田➝印西➝栄町➝印西➝栄町という忙しい一日となりました。

 

 

さて、いろいろお話しを伺った一日でしたが、中でも「筆界特定制度」については貴重な勉強となりました。

 

筆界特定制度とは、民地と民地、公地と民地との境界についてお互いの主張が寄り添わない場合に、問題を解決するために設けられた制度。

 

従前は裁判(境界確定訴訟)に頼らざるを得なかったところですが、法務局が外部の専門家である筆界調査委員の意見を踏まえて、現地における土地の筆界(≒境界)の位置を特定することで、より早く、より低負担で解決できるというものです。

 

車などで直線道路を走っていると、不自然に「くの字」に曲がっている箇所を見かけるところですが、その中には民地と公地の筆界が確定できないことが原因である場合があります。相手方地権者に筆界(境界)に同意してもらえないと、行政としては手詰まりとなってしまうのですが、この筆界特定制度を活用することで、比較的短期間に筆界確定を行える可能性があるわけです。

 

もちろん、「くの字」カーブは筆界確定の問題だけが原因となっているわけではありませんが、栄町・印西市内にもあると聞いており、県として知恵を絞りながら対応していくよう求めてまいります。