印西市・印旛日本医大(いには野)地区と栄町を結ぶ県道鎌ケ谷本埜線バイパス。来年3月の開通見通しとなったことが明らかになりました。

 

↑いわちゃんポスト9月号(駅配り限定ver.です)

 

県道鎌ケ谷本埜線バイパスは、印西市・印旛日本医大(いには野)地区~栄町・安食間の4.5㌔を結ぶ新設道路です。開通により、千葉ニュータウン地区から成田空港までのアクセスが向上するほか、栄町としても、北総線各駅や地域の拠点病院である印旛日本医大までの時間短縮が実現。通勤・通学の利便性向上、物流機能の充実などが期待されてきました。

 

しかし、旧長門川橋の架橋工事において地盤が想定を超えて軟弱だったことが発覚し、2020年春としていた開通予定が2021年上旬に延期。その後も工期延長が繰り返され、開通時期が延び延びとなっていたのです。

 

そのような中、今年4月にようやく架橋の本体工事が終了。一部区間の舗装や交通標識、表示等の整備が残るものの、来年3月の開通見込みが立ったとして 正式発表に至ったわけです。

 

鎌ケ谷本埜線バイパス開通のメリットの一つは、北千葉道路と並行する印西⇔成田のルートとなること。北千葉道路では吉高交差点での渋滞が深刻化していますが、別ルートへの分散による渋滞軽減が期待されます。

 

一方、他地域からの流入が続き、今年度は人口増も達成している栄町(人口増となっている県内自治体は印西市を含め3市町だけとのこと)では、隣接地区における、ヒューリック社による1千億円規模の物流施設事業計画が発表されたばかり。バイパス開通により、地域での企業誘致、住戸開発など大きなチャンスを迎えています。