こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです!今日は、香取市長選挙の告示日にあたり、15年来のお付き合いをしている伊藤とものり候補の出陣式に駆けつけました。必勝を祈りたいと思います。

 

 

さて、先日のことですが、新型コロナウイルスに感染された知り合いのAさん(仮名)から、その際の対応のあり方などの貴重な体験、ご意見を耳にしました。

 

Aさんは、先月下旬の夜に38.3度の発熱。翌日、県の発熱外来などを調べた末、ある病院に設置されたプレハブ病棟でPCR検査を受けたと言います。結果がわかるまで時間を要し、連絡があったのは翌々日の夕方近くだったそうです。

 

以下、ご指摘いただいたポイントをまとめました。

 

①COCOAやマイハーシスの入力がわかりにく

新型コロナへの感染が確認されると、新型ウイルス接触確認アプリ(COCOA)や新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理システム(マイハーシス)への登録が求められます。高齢というには早いかと思われるAさんですが、体調も優れない中での入力作業は大きな負担となったそうです。特にマイハーシスについては、字の小ささ、色の薄さなど改善の余地が大きいものと見られます。

 

②病院への交通手段がない

年齢等から重症化リスクが高いとされたAさん。県から、医療機関での薬の処方や点滴などを勧められたものの、公共交通機関を利用することはできず、適切な交通手段がありません。近くに頼れる知人、家族等がいない場合には、さらに深刻な状況となります。

 

③県の配給品、改善の余地あり

県では、買い物ができない新型コロナによる自宅療養者向けに、食料品等の配給事業を行っています。大変助かったと言われる一方、その内容はレトルトカレー4点やレトルトおかゆ9点などの1種類のみだったとのこと。若者向けや中高年向けなどに分けられたらなお良かったと言われます。また、ティッシュペーパーやトイレットペーパー等の生活品の取扱いもあると良いのではとのご意見もいただきました。

 

④罹患証明のナンバリング

自宅療養が明けた後、必要となる罹患証明の申請を行おうとしたところ、実に3か月待ちだと言われたとのこと。それは致し方ないとしても、申請受付のナンバリングがなされておらず、自身の対応がしっかりなされ、順番が回ってくるのか不安な部分があると漏らされます。

 

例えば、自身の申請は565番と数字がふられていて、4/20時点で450番まで終わったことをHP上などで公表されていれば、進捗状況をつかむことができます。もちろん、受理された証明申請が飛ばされてしまうこともないというわけです。

 

その他にも、自身が罹患したコロナ株の種類を知る方法がないことや、パルスオキシメーターがそれぞれ別の部署から2つも届いてしまった状況などについても教えていただきました。

 

いずれも切実な課題であり、なかなか耳にすることのできなりリアルな体験談です。これらについては、週明けに担当課からヒアリングを行う予定となっており、それぞれにしっかり改善を求めていきたいと思っています。