いわちゃんポスト3月号で取り上げた、保育園周辺の交通安全対策。「園児を事故から守る110番」に寄せられた保護者からの苦情を受け、印西市・高花保育園周辺の青空駐車の改善を働きかけています。

 

 

お子さんを高花保育園に通わせているという市民から連絡があったのは3月末。集合住宅に隣接する高花保育園周辺は道路幅が狭く、出入口にあたる交差点は見通しも良くないとのこと。特に朝夕の時間帯は保育園への送迎に加え、隣接する高花小学校や同学童クラブへ送迎する車両も行き来するため、周辺道路の交通量も少なくないと言います。

 

問題は、ただでさえ狭い道路を車庫代わりにして長時間駐車する、青空駐車車両が絶えないこと。登下校時には園児や小学生が多く行き交っており、いつ事故が起きてもおかしくない状況です。

 

早速、現地調査を行った3/31は、午前11時半、午後8時過ぎと、ともに3~4台ほどでしたが、春休みが終わると4/19の午前8時半に8台、5/9の午後4時に9台など徐々に増加。車両ナンバーを記録していくと、朝夕を問わず路上駐車を繰り返す、悪質駐車車両も数台確認することができます。

 

GW期間には近隣住宅を1軒1軒訪ね、聞き取り調査も行いましたが、「駐車車両により道幅が狭くなって怖い」「深夜になると決まって(車庫代わりに)駐車場所を探す車がいて、しかもその音がかなりうるさい」など、女性を中心に迷惑駐車に困惑する声が多数。「集合住宅ができて以降、25年以上も悩まされ続けてきた」と、根深い問題であることがわかります。

 

現在、岩井が求めているのが、高花保育園周辺の悪質路上駐車の取り締まり強化。現地は駐車禁止場所ではありませんが、12時間(夜間は8時間)以上、同じ場所に車を停める青空駐車は、通常より重い罰則が設けられています。小学生や就学前児童が多く行きかう場所であることを踏まえ、交差点付近の路上駐車と併せ、県警本部を通じて重点取り締まりを行うよう強く要望しています。

 

一方で、出入りしにくい高花保育園駐車場の改善も必要。高花保育園の駐車場は道路との高低差が大きく、車高によっては車両底やマフラーをこすってしまいます。現地は駐車禁止区間でないこともあり、やむを得ず路上駐車する保護者車両も見受けられるところです。他に寄せられている星虹第2保育園周辺の安全対策と併せ、地元市議会議員と連携の上、改善を働きかけています。