こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです。今朝はJR安食駅での駅頭活動からスタート。お手伝いいただく予定の支援者が手違いにより来られなかったため、1人でビラまきを行ったのですが、やはりなかなか大変でしたね。

 

 

昨日に続き、公立高校入試日にあたるため、駅には栄中学校の先生が来られており、少しお話をしました。先生方も雨の中の見送りで大変だったかと思います。

 

「先生」ということで思い出したのが、「校務支援システム」です。以前は手書き管理されていた出席簿や通知表、調査票などですが、近年はパソコンなどで管理されるようになっています。しかし、先生方が独自管理しておりで、決して効率的とまで言える状況ではないようです。

 

 

国は学校の働き方改革を推進する中で、この統合型校務支援システムの整備を促進。ICT環境整備5か年計画(2018~2022年度)で単年度1,805億円の地方財政措置を講じる中で、学習者用コンピュータや指導者用コンピュータの整備などとともに、校務支援システムの100%整備を目標の一つに据えています。

 

これが実現すれば、出席簿、通知表、指導要録、調査書等の帳票作成に加え、これらの情報共有も容易となり、教職員の負担が大きく軽減されます。実際に統合型校務支援システムを導入したケースでは、例えば札幌市で年103時間、つくば市では年89.2時間、大阪市では年224.1時間も業務時間が削減されたとの調査結果となっており、大きな効果を上げていることがわかります。

 

しかし、国からの交付金等をこの校務支援システムの導入に充てるのは難しいとされ、自治体の負担となってしまう現状があります。例えば栄町の場合、システムの維持に年間2000万円余りの費用がかかることになり、バカにならない金額です。

 

教職員の働き方改革は、本来、県が先頭に立って行うべきもの。多額の費用を要する校務支援システムの導入について、県として新たな助成制度を設ける必要があるのです。この問題については、県議会にてしっかり求めてまいります。

 

さて、今日は朝の駅頭活動が終わった後、10時半ごろから夕方まで滝野地区での挨拶まわりを実施。県政報告と要望承りで約300軒をうかがうことができました。引き続き、日々の政務活動に徹してまいります!