こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです!今日は、午前中に印西市内で1か所、午後から栄町内にて3か所の節分・豆まきに出席。暖かい一日となったからか、どこも例年以上の人出となったようです(^^)

 

 

さて、今朝の新聞朝刊にて「いわちゃんポスト・新春号」を折り込んだところですが、その裏面に掲載した「障害者向け ボランティア団体の指定要件を大幅緩和」という記事について、関係者から朗報が届きました。

 

栄町内で朗読奉仕というボランティアをされる方からご相談があったのは昨年10月のこと。視覚障害者向けに書籍等の音訳、複製を無償で行うボランティア団体の一員です。ある時に、内部からの指摘があり調べたところ、ボランティアといえども許諾ない音訳は著作権法違反であることがわかったといいます。

 

著作権法上、民間団体が音訳活動を行う場合には予め著作権者から許諾を得ることが必要。著作権者の連絡先を調べ上げ、複数からの許諾を得ることは容易ではありません。また、「文化庁による団体指定」という方法もありますが、これも手続きがかなり複雑で現実的ではないと言います。結果、著作権法上の問題のない、著者の死後50年以上が経過した古い作品しか取り扱えない状況となっていたのです。

 

相談を受け、県や町などに良い手立てはないかと打診してきましたが、文化庁の担当者から、民間団体でもより簡単に音訳活動を行うための登録ができるようになるとの連絡が。

 

 

すぐさま、ご相談いただいた方にご報告すると、大変喜ばれ、ぜひ検討してみたいとのことでした。

 

と、ここまでは「いわちゃんポスト」にてご案内していたところなのですが、今日は先ほどご連絡があり、その後1月に入ってから団体登録を行い、つい先日認められたのだそうです!つまり、これで問題なく、著作権法上の問題なく、視覚障害者向けの音訳活動ができるようになったことになるのです。

 

 

で、こちらが関連サイトに掲載された登録情報で、一番上の「栄町朗読奉仕会」がご相談いただいたボランティア団体さん。つまり、今回の制度改正後、全国初の登録団体となったのです。

 

何はともあれ、微力ながらお力になれたのならこれに越したことはありません。引き続きの障害者のための活動に、心からの敬意を申し上げます。