こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです!昨朝の印旛日本医大駅に続き、今朝は千葉NT中央駅での駅頭活動。今朝は風が強く、特に厳しいビラまき活動となりました(>_<)

 

 

さて、いわちゃんポスト111号(1月号)にてご報告している、印西市小林浅間の三菱化学社宅跡地にて進められる宅地開発の問題です。

 

 

開発業者が近隣住民への説明会を開催したのは11/18のことです。2ヘクタール余りの同社宅跡地に88区画を造成する開発計画に対し、住民側は「周辺景観との連続性の確保」「公的歩行者専用道の設置」など7項目の要望書を提出したものの、業者からの回答は「ゼロ」と言えるものでした。

 

問題の一つとなったのが区域内道路の形状です。業者による当初計画案では、コの字型となる域内道路の出入口の一つが、既存交差点から8m以内と近接。普段より交通量が多い交差点である上、車両が出入りする際には右折レーンをまたがなくてはならないため、渋滞や接触事故の誘発が目に見えています。付近は通学路として小中学生が行き来するだけに、到底容認できる計画案ではなかったのです。

 

当問題については印西市議会でも取り上げられ、市開発指導課が計画案の修正を求める一方、岩井は印西警察署との協議を重ね、問題解決の糸口を模索。そもそも同出入口の設置について「危険」との認識を示していた印西署でしたが、12月に入り市及び業者に対し「道路法95条の二の道路協議」の必要性を通知するに至っています。

 

この県警本部を交えた道路協議が実施となることで、着工が大幅に遅れることを嫌った業者は、改めて計画修正案を提出。北側公道への出入口を新設するとともに、東側公道への出入口については、中央分離帯にポストコーンを設置することで右折車線をまたいだ出入りを防止するという、当初計画案より大きく前進したものでした。

 

市開発指導課はこの修正案について印西警察署と再度協議。同署も交通安全上の問題が改善されたと判断したことから、12/27に開発を許可するに至ったわけです。

 

今回は、直接的には地元住民の声を受けた印西市議会、市担当課による働きかけが奏功したものですが、県警と重ねてきた協議がいくばくかでも影響していたとするなら、幸いに思うところです。