こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです!昨日に続き、今日も肌寒い陽気で、予定されていた挨拶回りは中止に。事務所内での事務作業に時間を充てる一日となっています。

 

さて、こちらにありますのは、先日、県担当課に提出した、岩井の政務活動費収支報告書(表紙)。平成29年度分について、期限であった4月末日までに提出を済ませたものです。もちろん、規定に従い、全ての支出について領収書を添付しています。

 

政務活動費は、議員が行う政務調査や議会報告等の政務活動を支えることを目的とし、千葉県議会では年額420万円となっています。

 

岩井の平成29年度の政務活動費使用額ですが、まず人件費が約57万円。主に事務所職員給与に充てたもので、一昨年の平成27年度の約105万円からほぼ半減となっています。次に、事務所費約100万円は、事務所家賃(6.4万円×12=76.8万円)の他、水道光熱費や事務所の契約延長更新料などです。また、事務費の約47万円は駐車場代や電話代などが相当するものですが、印刷機のレンタルを解約したことで、同25万円余りのコスト減となっているところです。

 

岩井の政務活動費の使途として特徴的なのは、調査研究費が約10万円と少ない一方、広報費が187万円と多く計上していることです。調査研究費とは、いわゆる視察に絡む活動費のことですが、岩井の場合は、視察は自家用車での移動のため費用を計上しておらず、その他の政務活動とともに使用した高速道路料金とガソリン代のみ計上。全県議の中でも最少の部類と思われます。こうして他の経費を削った上で注力しているのがいわちゃんポストの発行で、平成29年度にはA4版を11回発行し、計35万枚を各戸配布した他、B4版の大きないわちゃんポストも年4回発行し、計10万枚を新聞折り込みしています。

 

余談ですが、近年は新聞販売店で「押し紙」が横行していると言われ、文春の記事でも取り上げられたばかりですよね。販売店が実販売部数より多めの部数を公称することで、折り込みを依頼する側としては無駄な費用を支払うリスクが生じます。

 

岩井事務所では押し紙リスクを回避するため、新聞折り込みの仲介業者に丸投げすることはせず、定期的に各新聞販売店に連絡し取扱い部数を独自調査。すると、仲介業者とかけ離れた数字を明かす販売店さんもいたりしますし、公称部数と一致していたとしても不自然に多いと思われるケースもあったりするのです。

 

これらの状況を判断しながら、新聞販売店ごとに配布部数をこちら側で指定しているため、印西市と栄町での新聞折込数は1回あたり2万5千枚弱と、公称部数よりかなり少なめ。公金を使用させていただいている立場であり、厳しくチェックしながらの運用を心がけています。

 

話を戻しますが、平成29年度の政務活動費の使用総額は415万9千円余りでしたので、残余は4万円ほどです。やはり規定に従い、今月中に返却する予定となっています。