こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです!今朝は、房総のむらに隣接して整備された、コスプレの館(新館)のオープニングセレモニーに出席してまいりました。

 

 

コスプレの館はすでに平成27年から運営されてきたものですが、人気の高まりから手狭となっていたもの。今回の新館設置は、単にコスプレをしてもらうにとどまらず、地域産品の活用を通した地域経済の発展をめざしたもの。ここをコスプレのメッカにするんだとの強い意気込みに、さらなる発展を心から期待したいと思います。

 

 

さて、今月1日に遡りますが、印西市草深にて横行する業者による違法開発問題について、印西市役所にて協議を行ってまいりました。

 

業者が開発許可を得ないまま、土砂の搬入やコンクリートブロック塀の築造等の開発行為を行い、土地購入者決定後に個別に購入者名義で開発許可申請を行わせるといった、印西市草深で横行する擬装的宅地開発の実態については、昨年夏以来、いわちゃんポストにてお伝えしてきたところです。

 

本来、宅地開発の対象となる一団の土地について予め開発許可を受けるべきところ、購入者名義で個別に開発許可を申請させることにより、個人による自宅用の宅地開発に擬装。結果、業者は調整池や消防水利、公園といった公共施設の設置負担を免れてきたのです。

 

着目したのは、宅地開発行為のそもそもの発端となる土地の分合筆。印西市は「土地の分合筆を以て、ただちに開発行為と断定できない」として、業者による土地の分合筆行為に開発許可の取得を求めてきませんでしたが、これは国の運用指針に反するところなのです。

 

3月来、この点の妥当性について国交省都市計画課に照会するなどしてきましたが、「印西市の解釈は妥当性を欠く」との見解が得られ、この4/24には国交省を訪れた県および市担当課も共有するに至っていました。

 

5/1の協議では、印西市もようやく、業者による許可なく進める宅地開発の違法性を確認。分合筆をはじめとする宅地開発の疑いの濃い事案について、業者を呼び出して指導を行う等の対応強化に踏み出す姿勢を明らかとしました。

 

適正な公共施設の整備がないままの宅地開発は、住環境の悪化を招くだけです。印西市草深においては、軌道修正ができる最後のチャンスであり、引き続きの粘り強い働きかけを行ってまいります。