こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです!今朝は、千葉NT中央駅での駅頭活動からスタート。寒くて手が凍えそうな中、ポケットから手を差し出しビラを受け取ってくださる方も多く、大変ありがたく思います!

 

 

さて、本日は40億円規模の護岸改修の事業化が確実視される、長門川の現地確認を行ってきました!

 

遡ること4年半前の平成25年、台風26号では印旛地域でも深刻な大水被害に見舞われました。中でも、八千代市内で376棟もの床上・床下浸水被害が発生したのですが、実は印旛沼水の新川への放流によるものであったことがわかっています。

 

新川への放水は、印旛沼の一部で水が溢れだしたことによる緊急措置であったとはいえ、印旛沼増水時の新川への放水のあり方や、新川とともに印旛沼水の放流河川である長門川が注目されるきっかけとなったんです。

 

ただ、写真を見ての通り、長門川の河岸は、コンクリート護岸整備はおろか木柵による補強もほとんど行われておらず、ふだんから流水による浸食、洗掘が問題視されているのが現状。まして、大水時に印旛沼水の放水が行われれば、ただでさえ軟弱な河岸の土が一気に持っていかれると、沿川農家をはじめとする地元住民から悲鳴の声が上がっていたのです。

 

冒頭にお伝えした護岸改修事業とは、長門川の下流域に位置するふじみ橋~酒直水門の約4.3kmについて、築堤工事(護岸工)を実施するというもの。総事業費40億円、工期は平成30年から49年までの20年間というので、とても長い印象を持ちますが、担当課に言わせれば、河川整備事業としては通常の長さなのだとか…。

 

いずれにしても、事業化の目途がついたとはいえ、ようやくスタートラインについたという段階。設置すべき優先箇所や工事のあり方といったことについて、地域住民の声を拾い上げていくとともに、早期完成に向けて引き続き働きかけてまいります!