こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです!今日は、四国での県外視察2日目。徳島県内での現地視察です。

 

午前8時すぎには宿泊先をバスで出発し、最初の視察先は、那賀郡那珂町にある長安口ダムでした。同ダムは、もともと水力発電用として設置されたものですが、多雨と少雨が顕著化する中で、治水や利水補給としての役割を担っています。

 

 

この治水と利水を同時に行うというのは簡単ではありません。というのも、普段は利水用として水を溜めておく一方で、台風等による集中豪雨が懸念される場合には、溜めていた水を放流し備えなければならないわけですから。

 

そこで現在行っているのが洪水調整能力の強化。現在6門ある洪水吐ゲートに2門を新設することで、1096万㎥から1200万㎥へと洪水調節容量を増加させる予定。また、想定外の堆砂が進行していること、貯水池機能への問題の他、流水の濁りを招いており、その対策を進めているとのことです。

 

 

さて、次に訪問したのが、徳島市内で行われている「ひょうたん島川野駅ネットワーク推進事業」です。

 

徳島市内には、吉野川をはじめとした大小138本もの河川が流れる水が豊かな都市であるとのことで、染料である藍の生産や、川を生かした舟運がりようされた歴史を持っています。

 

徳島市内の中心部は、その川で囲まれたひょうたん型の土地となっており、小型の舟での周遊を支援する事業があり、また「川の駅」や「川の停留所」等の関連施設の整備も進めているそうです。

 

担当職員さんからの説明の後は、その小型船に乗らせてもらったのですが、これがまた寒いの寒くないのって…。関東もそうでしたが、今週は全国的に大寒波に襲われている中でありまして。みなさん、顔がひきつってます(写真下)

 

そうはいっても、かもめも一緒についてきてくれたりして。記憶に残る視察となりました!