こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです!この24日からは県議会・県土整備常任委員会の県外視察で四国地方を訪問してきました!

 

千葉県議会での視察というと、個人や議員同士で企画する「個人視察」と、常任委員会や議会運営委員会等から派遣という形で行われる「県外視察」があります。どちらかと言えば私的なイメージの個人視察に対し、県外視察は公的なものとして捉えられる視察ですね。

 

24日午前の便で羽田空港を出発。高知空港に降り立ち、市内で昼食を済ませた後向かったのが、高知新港です。

 

 

土佐湾の中央部に位置し、太平洋の荒波から守られる浦戸湾内にある「高知港」に対し、県経済を支える国際物流、交流拠点を目指し、平成10年に供用開始となったのが「高知新港」です。

 

同港は、国際物流ターミナルとして、コンテナやバルク(石灰石、石炭、ヤシガラ等)の輸移出入に利用されるほか、近年はクルーズ客船の寄港が大幅に増加。昨年度は30回の寄港、今年度は40回程度の寄港が予定されていて、地域の観光振興に大きく貢献しているといいます。1回の寄港で、2000~3000人もの外国人観光客が地域に立ち寄るというので、その効果は大きいですよね。

 

ちなみに、クルーズ客船の寄港回数上位港って知ってますか?横浜や神戸が真っ先に思いつくところですが、実は、全国1位は博多。長崎、那覇が後に続き、横浜や神戸は全国4位、5位(2016年度)といったところです。

 

 

現地では、担当職員さんからの説明(写真上)をいただいた後、高知新港に設置された高台企業用地等の現地確認(写真下)。

 

南海トラフ大地震が懸念されることから、港湾施設、津波防波堤、内部護岸等の大きく3段階での地震・津波対策を講じているとのこと。写真の高台企業用地も、太平洋に面した国内臨港型工業用地の中で、唯一、最大クラスの津波でも浸水しない企業用地なんだそうです。

 

ちなみに、太平洋に面し、かつ高台だったということで、信じられないくらい寒かった…(>_<) ということで、高知新港での視察の状況については以上といたします!