こんにちは、千葉県議会議員の岩井やすのりです!今朝は長男を最寄り駅まで送っていったのですが、車のフロントガラスが凍っていたばかりか、かけたはずのお湯もすぐに凍結。7時半時点でマイナス5度と今年一番の冷え込みに、右往左往する事態となりました。

 

昨日の印旛市郡医師会の新年会は、地元から本橋副町長とともに出席。消費税や働き方改革のあり方、団塊世代が後期高齢者世代となることによる2025年問題等、医療を取り巻く現状と課題について、多くの貴重なご意見をいただきました。

 

 

さて、昨日のブログで少し触れた印西市大森交差点の問題です。大森団地自治会長の坂井さんをはじめとする地元住民の方々と、同交差点を回避する車両の住宅街への流入状況について、聞き取りと意見交換を行うことができました。

 

同交差点は国道356号と県道千葉竜ケ崎線と交わり、千葉NTや柏・我孫子方面への通勤車両や、大型物流施設の進出に伴って増加した業務用車両が行き交う交通の要所です。

 

(上:大森交差点、下:抜け道となっている住宅街の生活道路)

 

我孫子方面に向かう大森交差点手前の国道356号上り車線は、片側2車線を備えていますが、印西市役所前の印西警察署入口交差点を過ぎた先に、歩道側の第一通行帯にゼブラゾーンとともにポストコーン(オレンジと白色の視線誘導標)が設置されており、1車線が絞られてしまっています。第一通行帯を走っていた車両は車線変更を余儀なくされ、結果、朝夕などには車両が数珠つなぎ状態となってしまうのです。

 

県担当課によれば、このポストコーンが設置されたのは平成20年頃とのこと。大森交差点の手前で右・左折車両が交差することによる接触事故の発生を防ぐ必要があり、ゼブラゾーンの設置だけで第一通行帯に左折車両が繋がってしまっていたため、警察からの指示(命令)により道路管理者である県土木事務所が設置したのだと言います。しかし、車線変更を強いることで反って事故を誘発することもあるわけで、とても納得できる話ではありません。

 

さて、大森交差点において問題となるのが、通り抜け車両の住宅地への流入です。県担当課は、交通量調査を実施した結果、ポストコーン設置による同交差点の渋滞は深刻なものではないと判断しています。しかし、同交差点近くに広がる閑静な住宅街に、渋滞を避ける通り抜け車両が流入し、地域の住環境や歩行者の安全が脅かされているとの声が上がっているのです。

 

住民のみなさんからは、「朝夕を中心として日中においても通り抜け車両が流入している」、「かなりのスピードで走り抜ける車もあり、危険だと思うことが少なくない」「通学路として利用されている生活道路なので何とかできないか」「県道千葉竜ケ崎線の新線事業を早く進めてほしい」と言った声が聞かれ、一様に深刻な問題として捉えられていました。

 

自治会長の坂井さんは今年度で3年目、引き続きあと2年の任期を務められるとのことで、地域の事情に精通されています。今後は地元自治会、自治会長さんとの連携を図り、これらの声をしっかりと県政に届けてまいります!