こんばんは、岩井やすのりです!今日は、昼過ぎごろに一度ブログの更新をしているのですが、先ほど、千葉NTエリアのネット掲示板にて弊いわちゃんポスト記事についてのご指摘、疑問点を確認いたしました。

 

印西市草深の宅地開発問題について、自らの説明不足により賛否の声が上がっているものであり、私の認識についてここに説明を加えたいと思います。

 

↑きれいな画像だったので、同掲示板から使わせてもらいました。

 

駅頭ビラやポスティングにてお配りしている弊いわちゃんポストでは、先々月号である95号より3回に分けて、印西市草深地区の宅地開発問題に焦点を当ててまいりました。

 

まず、同ネット掲示板で見受けられたのが、「草深の宅地開発は何が問題なのか?」との疑問です。市街化区域の既存住宅よりも立派な住戸も多く、何が問題なのかわかりにくいとのご指摘に対し、以下に大きく3つの問題点を列挙いたします。

 

1 違法な開発行為自体が問題

 繰り返しお伝えしてきたように、本来、予め取得すべき開発許可を得ないまま、土砂搬入、コンクリートブロック塀築造、共同ゴミ置場の設置、広告看板設置等の開発行為に着手するという、都市計画法違反の開発行為が後を絶ちません。また、開発許可を取得しないままに、現地広告看板を設置したり、SUUMO等の不動産サイト掲載等の広告活動を行ったりする宅建業法違反や、隣接地権者の同意を得ないまま土砂搬入(盛り土)を行う残土条例違反のケースも見受けられます。

 

2 違法開発を行う業者による2次被害懸念

 こういった、二重三重の違法行為をいとわない業者にあっては、管渠等の杜撰な施工が懸念されます。そもそも、同地区で適法に開発行為を行う業者が多い中で、敢えて開発許可取得を後回しにして着工するのは、自社の利益を膨らませたいからに他なりません。現に、本来必要な規格、勾配が設けられていない側溝が見受けられる例などは、大雨時の冠水や異臭発生の原因になりかねないものです。


3 急伸する宅地開発によるスプロール化懸念

 なぜ、市はこういった違法開発を黙認しているのか。それは、平成27年の条例改正で行った、開発行為に関する激変緩和と無縁ではありません。40戸連たん制度の導入に加え、4m接道義務から2m接道義務に緩和したことは、草深地区等の市街化区域に隣接する、市街化調整区域での開発促進に舵を切ったことに等しいものです。

 しかし、市街化調整区域は市街化を抑制するべき区域であり、上下水道はもちろん歩道さえ整備の対象外。井戸の無秩序な掘削による地下水脈や地盤への影響、想定外に大量となる生活排水の側溝放流や路地状敷地の増加による住環境問題に加え、市街化区域と異なり人口抑制が行えないことによる待機児童、小中学校のパンクといった懸念も生じます。

 

 

次に、農地を高齢化により手放さなければならない現状がある中で、どうするべきなのか?との声もいただきました。

 

ご指摘の通りで、農業生産者の後継者不足から農地売却を余儀なくされているのは間違いなく、私自身も現地で営農されている住民から同様の声を耳にしています。

 

私は、宅地開発の促進自体を否定するものではなく、受入体制の整っていない市街化調整区域で宅地開発が急伸することが問題であると考えています。上下水道等のインフラ整備に取り組む喫緊の必要性があり、一度は逆線引きとして市街化調整区域に戻された同地区を、改めて市街化区域とするべきだとも考えます。

 

それにより、既に転入されている住民、もともと土地を所有され売却する必要が生じた方、現在は同地区からの排水が大量に流入する、師戸川沿川の農業生産者がみな納得する解決策になるものと考えます。

 

さらに、これらの問題をクローズアップしすぎるのも・・・という声もありました。

 

いわちゃんポストにて3回連続でお伝えしてきましたが、私にとっても異例の取り扱いであったと思います。地域内で起きている問題として報告してきましたが、今後は自身の政務活動として働きかけを続ける一方、弊紙での取り扱いは、ここでひと段落がついたものと考えています。

 

 

最後に、某県議の活動ブログにて、わたくしのことが批判されていたとのことで…。人さまのブログですが、同業他者様ということで時々拝見してはいたのですが、この記事には気づいておりませんでした。

 

正直申し上げて、自分自身はあまり気にしないのですが、それよりも掲示板にて私を擁護してくださる声が思いの外多かったことが、本当にうれしかったです!むしろ、そちらの方がわたしにとっては衝撃的でした!

 

まだ、印西市内で駆け出し同然である自分を、評価いただく声があることは大変ありがたく、とてもうれしく思います。「次の選挙でどちらがトップ当選?」などは身に余る評価だとは思いますが、そういった期待に応えなければと身の引き締まる思いでもあります。引き続きの精進を続けてまいります!

 

明日の朝は、千葉NT中央駅での駅頭活動からのスタート。「駅頭空中戦・パフォーマンス」とのご批判はありますが(苦笑)、初心を忘れることなくがんばってまいります!