こんにちは、岩井やすのりです。今朝は、印西市吉高地区での排水路問題について、印西市担当課の職員、地元住民とともに現地確認を行うとともに、印西市へ要望書を提出しました。

 

 

吉高と言えば、平成22年の市町村合併により、旧印旛村から印西市に編入された地域。全国的にも有名な「吉高の大桜」でよく知られています。

 

当該農業用排水路は、未だ土がむき出しとなった脆弱な構造。一方、その上流部からは市によって設置されたコンクリート製のU字溝をつたい生活雑排水が流れ込んでいるため、大雨の際には民家や水田の広がる下流部が溢れてしまうのです。

 

問題は、上流部からのU字溝が同排水路に接続した際に、本来行われるべき住民との協議が実施されなかったこと。

 

一般に、農業用排水路は市町村ではなく土地改良区が整備、管理するというものの、今回のように市の配管が接続する場合には、自治体と住民間の協議のもと、農業用排水路の整備等の何らかの協定を結ぶことはよくあることなのです。

 

一番下の写真がこの接続部分になるのですが、現地確認した担当職員も問題意識は共有していただいたようです。住民の声も、現場を見てもらわなければ、なかなかその切実さが伝わらないもので、そういう意味では、忙しい中、担当課長が同席されたことは大変良かったと思います。

 

この問題については、引き続き、地域住民とともに担当部局への働きかけを行ってまいります!