千葉道路の早期完成に向け、森田県
知事らが石井国土交通大臣と面会。
同道路の西側延伸について、有料道路
化による早期着工を要望しました。
北千葉道路は、首都圏の東京外郭環
状線から千葉NTを経て、成田国際空港
を結ぶ全長43kmの一般国道。東側、
成田方面については、年明けに成田市
北須賀までが開通し、最終的には平成
41年度に成田空港まで開通する計画
である一方で、鎌ヶ谷~市川間の西側
延伸区間については、用地取得が難しく、
事業が進捗していません。
そこで提案されたのが、北千葉道路の
有料化案。有料道路が設置される場合、
のちに通行料金収入が期待できること
から、整備費の財源が確保しやすくなり
ます。
石井国交相も「幹線道路協議会を年内
に開催し、(有料道路として)西側区間
の整備案をまとめようと考えている」
(千葉日報)とし、北千葉道路有料化に
よる、早期整備に前向きです。
ところで、有料道路化されるのは小室
インターチェンジ以西ということですが、
知っての通り、小室以西の既開通区間
は掘割部(北総線脇の側道より低い部
分)に設置されたものではありません。
これまでは、鎌ヶ谷~市川間の早期整
備が注目されてきましたが、鎌ヶ谷~
市川間だけにとどまらず、有料道路とし
ての北千葉道路が鎌ヶ谷~小室間に
掘割部を活用して新設されるものと考
えられます。
これまでは、北千葉道路の西側延伸に
ついては、成田空港までの東側延伸が
開通する平成41年度(予定)ののちの
着工と言われていただけに、早期着工、
早期開通に大幅な前進が期待されます。
北千葉道路の整備は、首都圏北部や
県西地域と成田国際空港間のアクセ
ス強化、沿線地域相互の交流と物流
の効率化が見込まれるビックプロジェ
クトです。県北に位置する印旛郡選挙
区の県議として、しっかり働きかけてま
いります。