印西~成田間の東側延伸事業が進められている

北千葉道路(国道464号)。今年度末に成田市北

須賀まで開通する見通しとなっていますが、県は、

印西市吉高交差点の安全対策に特に苦心してい

るようです。

 

北千葉道路とは、首都圏の東京外郭環状線から

千葉NT地区を経て、成田国際空港を結ぶ全長

約43キロメートルの一般国道のことで、現在の終点

となっている印西市若萩から成田市大谷津球場

手前の成田市押畑までの開通は平成30年度、

成田国際空港近くの成田市大山までの開通は

平成41年度とまだ先の話です。

 

さて、今年度末に開通となる印西市若萩から成田

市北須賀のうち、若萩交差点から吉高交差点ま

では片側2車線であるものの、吉高交差点より先

は片側1車線で供用開始となります。したがって、

特殊な形状となる吉高交差点で、上り車線を走行

してきた車両が誤って下り車線に進入してしまう

懸念があり、十分な安全対策が必要になるので

す。

 

県は、成田方面からの上り車線に、車線が大きく

変わる旨の標識、看板等を設置して注意喚起する

としていますが、事故を未然に防ぐためには、下り

車線においても吉高交差点付近に逆走車に注意

喚起するよう求めているところです。

 

北千葉道路の延伸により利便性向上が大きく期待

される一方、車両の安全が損なわれることがない

よう引き続き注視してまいります。