一方で、さすが徳洲会と言わせしめる、職員のホスピリティの高さ
を感じました。
検査実施前、実施後の説明はこと細かく、好感が持てるものでした。
また、先ほど言ったように、少なくなかった1Fと2Fの行き来において
は、毎回、コンシェルジュのような女性職員が案内をしてくれ、かつ、
ちょっとした会話などをする等、高い意識を持たれているのがよく
わかりました。
よくホテルの格は、ホテルマンの質によって決まると言われますが、
成田冨里徳洲会病院では、職員の明らかな質の高さを感じました。
何よりの違いは大変空いていたこと
手帳を振り返ってみると、昨年の済生会病院でのドックも
同じ火曜日だったのですが、20人ほどの受検者はいたものと
記憶しています。昨日の徳洲会病院の受検者はわずかに5人。
これは、まだ開院したばかりで、診療科などが揃っていない
こと、そして、ネット等で調べても成田冨里徳洲会病院の
人間ドックが見つけられない環境にあることが理由と考えら
れるところです。
まあ、いずれにしても、空いていることはいいことで、種々の
検査はスイスイ進行。8:30ごろから始まった昨日の人間ドックは、
およそ3時間で終了しています。
楽に受けられた胃カメラ(内視鏡)検査
さて、いよいよメインイベント?の内視鏡検査です。
口腔に比べれば、楽になった鼻腔内視鏡検査ですが、
それでもやはり不快感を伴い、あまり受けたくない検査で
あることは間違いありません。
鎮静剤を打つこともあるそうですが、たいていは口腔内視鏡
を選択した場合であり、自動車の運転も控えなければならない
そうで、私も鎮静剤はなしでした。
まずは予備処置。鼻の穴にスプレーのようなもので液体を
注入し、滑りをよくするとのこと。さらにゼリー状の部分麻酔液
を注入され5分ほど待たされました。
来られたドクターは40前後とおぼしき感じ。いつものように目を
つぶってひたすら耐えようとすると、できれば、目を開けて一緒に
モニターを見てもらいたいと。なんでも、目をつむると内視鏡が
通りにくくなるのだとか。
結論からすれば、これまでに比べれば楽に受検できた気がします。
少しずつ、自分の反応を確かめながら進めてくれました。
時に、一度作業を止めて、「呼吸を落ち着けましょう」なんて
してくれて。もっとも、自分の内臓が映るモニターはあまり直視
できず、ぼーっと遠くを見ていたような感じでしたが(笑)
来年も成田冨里徳洲会病院
自分としては、人間ドックで最もつらい内視鏡検査が、これくらい
楽に受けられるなら、ぜひ来年もという気持ちでいます。
ただ、来年もこれほど空いているかは怪しいところですが…。