大河ドラマ「麒麟がくる」を美容的な側面から解説してみた~第3弾~ | いわクリ日記

いわクリ日記

長岡京市 いわきクリニックIC 院長 岩城佳津美(Katsumi Iwaki)がお届けする、なんでもありの勝手気ままなブログです。

いつもご訪問頂きありがとうございます照れ音譜

 

 美容医療に携わる医師目線からみた「麒麟がくる」第3弾ですニヤリ上差し

 

 

第3弾は、光秀の正妻、熙子役の木村文乃音譜

 

めっちゃ可愛いなぁ~ラブラブ。あの年代では一番好きな女優さんです照れドキドキ。でも今回の役柄はちょっとキャラが大人しすぎて、もう少し活発な女性の役の方が似合うのになぁ~キョロキョロと個人的には思うのでありました。
 
 
彼女の特徴はやはり

 
すごく笑った時に出る、頬のえくぼドキドキでしょうか。
 


インディアンえくぼとか、ネコのヒゲ猫とか言われているようですが、

 

医学的には、Zygomatic Dimples (頬のえくぼ)とか、Higher up Dimples(より高い位置のえくぼ)と記載されています。(そのままやねんけどもパービックリマーク

 

 

もっと下のいわゆる「えくぼ」については、たくさん文献が出ていて、遺伝的素因が大きいとか、大頬骨筋が二股に分かれており、その隙間が皮膚と癒着しているため、とか・・・えくぼのできる理由が分かっているのですが、

 

 

この、Zygomatic Dimplesについては、記載された文献がほとんどないあせる

 

 

そんなに珍しいものではないのに、なんでだろう滝汗

 

 

私が探しきれていないだけかもしれんのですが、やっと見つけた文献には

 

They are thought to develop in the wound resulting from the fetal tissue being compressed between a sharp bony point and the uterine wall. The skin and subcutaneous tissue become compressed and adherent, and when the pressure is released, surrounding parts can stand up, while the attached part remains tied down, forming small dimples or fossae, what have been called "pressure dimples .

 

というような記載がありまして真顔

 

要約すると、

 

かあちゃんの胎内におるときに、頬の一部が尖った骨(赤ちゃんの頬骨のことかな?)と子宮壁とに挟まれて、傷となり癒着してしまった結果、頬のえくぼができる。んで、「圧力えくぼ」と呼ばれている。

 

 

・・・って、んなアホな~パー・・・と思ってしまったワタクシあせる

 

 

ごくごく稀にそういうケースはあるかもしれんだろうが、それなら両側性には出来へんでしょうあせる

 

 

 

位置的には、頬骨靱帯の強固なところに近いし、支持靱帯がめっちゃ強固なのか短いのか?・・・なんか関係しているような気がしますが。

 

 

・・・でもこれは子供のころから出る人は出るので、老化で目立ってくるゴルゴラインとは明らかに違いますし、出る位置もゴルゴよりは外側ですね。

 

どなたかご存知の方がいらっしゃれば、教えてくださいお願い


これは治療はなかなか難しいかなと思います。ま、可愛いので治す必要もないんだろうけど。



にしてもですよ、同じくぼみでも、えくぼは可愛いのに、シワが可愛くないのはなんでだろ~音譜なんでだろ~音譜なんでだ、なんでだろ~音譜ジャンジャン音譜



↑テツandトモさんは、大河には出ておられません(笑)。

 

 

クリニックのホームページはこちら↓

いわきクリニックのラインお友達追加はこちらから↓

 

 

インスタグラムはこちら↓

主に趣味の写真を載せています笑顔カメラ音符。フォローお願いします。

 

Instagram