山女魚(藤田広一郎) | ivylineのブログ

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★藤田広一郎★

 

東北地方はここ数年でみると多くの雪が降った。それに合わせて3月中頃からの高気温と降雨で川は大増水。暦の上では春でも雪国の春はまだ少し先だ。もともと自分が住む岩手県は3月解禁の渓流で良い思いをした事がなく、その時期は一日中歩き回ってマイクロヤマメ1匹というような釣果はよくある事、4月中旬頃からようやく「楽しい釣り」ができるのだ。

 先日、ポカポカ陽気に誘われて盛岡市内を流れる小川に行ってきた。ここ最近は大河川でサクラマスを追い求め、メンタルが少々やられ始めてきていたので綺麗なヤマメに癒されようという魂胆である。
 自宅から車で15分。いつも田んぼの脇に停めさせてもらっているおっちゃんに挨拶を済ませ川に向かった。
 
 
そんでもってもう爆釣である😁入れ食い状態でジェシカのフックを2回も変えた。
 
 
 
 
 
 
父親に連れられてこの川に来た20年前が懐かしい。夏になると川の両側から太いコシのあるクモの巣が張り巡らされ、それがラインに触れようものならたちまち玉ができてスプールがめちゃくちゃになる。クモの巣のその更に下を低い弾道で飛ばす為に小学生の自分に父親が作ってくれた3ftの特製テクニカルロッドがベストマッチだった。キャストはこの川で覚えたようなもである。
 この川で釣れるヤマメはネイティブが多い。もちろん放流魚も多少は混ざって居るだろうが全体的にパーマークが濃く、側線の辺りが赤っぽい色合いでサイズの割に大きな扇子を広げた様なヒレをもった いかにも「野生」な個体がよく釣れる。

 
短い時間ではあったが非常に癒され、楽しい時間を過ごせた。このような自然がまだ残って居ることに感謝し、また爆釣目指して来ようと思う😁
 
〖 TACKLE 〗
ロッド:ファランクス ガルーダ5'10"
リール:カーディナル33
ライン:PE 0.8号 リーダー8lbナイロン
ルアー:ジェシカ50SS
             ガルフ5g,10g
フック:HSHOOK シングルS バーブレス仕様