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報告が滞りまして大変申し訳ありません。
3月26日(9日目)~4月2日(16日目)をまとめて報告をさせていただきます。
物資配達プロジェクトはO町からK市にかけて
海岸線を縫うように小さな避難所を探しながら北上しています。
1.全体的な状況
・避難所回りをしていると、被災地は震災前の「ふだんの生活」に戻そうと
前向きにがんばっている雰囲気が感じ取られます。
・反対に、外部のほうがこの非常事態を継続したがっているように思えることもあります。
センターはできるだけ現地の人たちの心の流れに合わせてあげられるような支援活動を心がけたいです。
・そんな中、ちょうど4月1日から新年度が始まりました。
被災した自治体の多くが、この日をさかいに避難所の統廃合や学校施設の明け渡し、
給食の廃止等、支援の縮小を検討されておられるようです。
・4月1日は自治体の人事異動の日でもありました。
行政の担当者の方に名前や顔を覚えていただいた矢先に異動とは残念です。
S市やM町のように異動時期を延期するなど柔軟な対応をしてくださるところもあり、
大変助かっています。
・センター事務局も、これまで活動の中心を担ってくれていた大学4年生組が
就職で首都圏等へ引っ越すなどして、巣立って行きました。
しかし、後輩たちに引き継がれて以前と同じように現場は動いているので一安心です。
・30日、1日の二日間、各自治体の今後の支援の動きについて情報をいただきに、
2市2町を回って聞き取りを行いました。*詳細は次の項で。
2.2市2町の聞き取り調査
・各自治体(H市、I市、M町、O町)の支援方針がセンターの活動にも影響することから、
早めに情報が取れるよう、30日(水)と1日(金)の二日間、2市2町の行政回りをさせていただきました。
【わかったこと】
・いずれの市町村も役所には「災害対策本部」が設けられ、
別組織として「社会福祉協議会」がありました。
ボランティア受付や団体の調整等は社会福祉協議会さんがコーディネートしてくださっていますが、
今後の避難所の統廃合、仮設住宅の完成時期など、上位の情報は
市役所の「災害対策本部」へ行く必要があります。
・H市・・・市役所市民協働課が行政窓口。避難所数106か所、避難者数9285人。
うち2897人はライフラインが復旧されれば自宅へ帰宅できる方たちで、
残り6388人・2133世帯が自宅が水没して帰る先のない方たち。
4月21日に学校の始業式が予定され、16日までに教室明け渡しとお願いされているため、
体育館等も使用不可の場合は二次避難所への引っ越しを行わせていただくかもしれない。
ただし、急いでも1日2避難所ずつしか移動作業ができないので、16日までには終わらないと思われる。
人数の減少に伴い、統廃合を行って三次避難所を経て、仮設住宅への入居は一年後くらいになる見込み。
お風呂はユニットバスのメーカーも被災されていて発注が困難なことから、
市民の方に協力していただく「もらい風呂方式」も検討中。
スーパーが再開する等して食料事情も改善されてきていることから、
給食の無料配布等をいつで終了させていただくか検討しているところです。
・M町・・・3月28日に町外への移住希望者数をうかがったところ、
5000人の避難者の方の約3割、1500人が希望。仮設、住宅とも町外(O市、T市)に建設予定。
第1弾の移住は4月1日で1000人。第2弾、第3弾もライフラインの安定したところへ移動、
点在している避難所をじょじょに大きいところに集約していけたらと考えている。
ただし自宅近くの避難所を離れてたくないという方もおられ、無理強いはできませんので
個々の状況も勘案しながら。(避難民対応班が担当)
・O町・・・4月1日より仮設住宅の建設に着工。2カ月で完成予定。
4月8日の始業式に向け、1小学校、1中学校に集約の予定で、
4日に児童・生徒のいる家族はそれらの学校の避難所に移動していただく予定。
20の避難所のうち、ライフラインの復旧等で帰宅組が増え解散する所はあるかもしれませんが、
町として統廃合を行う予定はありません。(企画課防災係が担当)
・I市・・・社会福祉協議会で得た情報では、市では自力で住宅を確保することが
困難な世帯を対象に3月26日から仮設住宅希望者の申請書受付を開始(4月8日まで)。
この申請書の説明書きによると、4月下旬選考・決定を経て、仮設が完成次第入居の予定。
公営住宅や民間の借上げ住宅も借上げも今後予定となっています。
教育委員会は新学期を前に学校施設の明け渡しを4月1日に希望されていたが、
ほとんどの避難所が無理な状況。K小の避難民→K中へ移動、
I高校閉鎖等が現在の状況。各避難所には一日おにぎり2つ、パン1個を配給中。ただしいつまでかは不明。
在宅難民の方も多く、町なかで炊き出しや給水車を出している。
自治会ができれば避難所と同じように食料や日用品の配布も可能となるのですが、
まとめ役がいない等でできる所とできない所があります。
災害対策本部への訪問は時間が取れず4月3日予定。
3.活動
・センターとして現在動いているプロジェクトは主に次の4つです。
1)避難所に食料品、日用品、建設資材等を届けるプロジェクト
2)避難所の自炊環境整備プロジェクト
3)医療支援
4)ボランティアセンターのコーディネート
*****
1)避難所に食料品、日用品、建設資材等を届けるプロジェクト
・物資の支援先は、4月1日現在避難所だけで26か所、約15000人となりました。
それに伴い、必要とされる物資の数も開始当初とはケタ違いになってきていますが、
ユニクロ様はじめ全国の企業様、団体様から調達に迅速に対応していただき、感謝しております。
・IVYユースのメンバーがH市の各避難所の聞き取り調査を行いました。
特に高い要望として「被災した家屋の片づけの手伝い」が上がりました。
・(特活)パルシックさんが4月1日よりセンターに加わり、この活動に人・物・車・資金を
提供してくださることになりました。I市O区以北の沿岸部で、道路事情が悪く、
十分な食料や物資が届いていない避難所の発掘に協力いただいています。
・O町での配布が2か所から9か所に増えました。なおO町での物資配布は
社会福祉協議会の「許可証」が必要となりました。
・O町に隣接するI市O地区も配達の帰り途に通過することから支援を開始することになりました。
しかし、俳優Sさんの慰問があり、お伴の車も多数おられ、危険通行地帯で夕方、渋滞が起きました。
・M町からK市の海岸線一帯にかけて、小さな避難所を探しています。
通信事情が悪いため、スタッフから詳しい報告がまだ取れていないのですが、
合計で800人規模になる見込みで、特に自炊用の生鮮食品の希望が多いとのことです。
・山形新聞3月27日朝刊に掲載「隙間の支援、われらの使命」。
山形テレビ4月2日「提言の広場~県民あげての支援」に事務局長出演。
現在、センターで物資を定期的に届けている避難所
【O町】 ・小学校A・O高校・A集会所・S寺・小学校B・H寺・G集会所・K農場・Y避難所
【I市】 ・M避難所
【M町】 ・総合体育館B 1500人・U中 500人・S中 300人・B集会所 200人
【H市】 ・Y小学校 400人・H高校 330人・Oセンター 250人・
J地区センター 60人・O小学校 100人・N中 280人・N公民館 100人・J寺 120人
2)避難所の自炊環境整備プロジェクト
・IVY会員と山形県内の青年海外協力隊OBOG有志により、I市W小学校で実施されている活動。
・3月31日に校庭角に2棟のプレハブ小屋を設置して事務所や物品置き場として使用。
前の週に設置された調理室の設備を生かし、毎日避難されている方と
周辺にお住まいの方合わせて2000人分の炊き出し(温かい汁物等の提供)を行っていきます。
・実施期間は4月いっぱい、約1カ月の予定。
・N市M中学校へ支援させていただいたときと同じ方法で、まずセンターサイドで
自炊のシステムを構築し、住民の方へじょじょにバトンタッチしていく予定。
3)医療支援
・JIM-NETが担当。
・4月1日、NHKの朝番組に代表医師が出演して活動や現地の様子を報告。
4月2日にはKが山形のFMラジオ局に出演。
【3月27日報告】
今日は現場には行かず、明日からやってくる事務局長と看護師の受け入れのための準備をしました。
レンタカーのめぼしいものは既に借りられている上、燃料も手に入りにくく、
車両の調達はきびしい状況が続いています。
I日赤病院内のI圏合同救護チームと連絡がつき、全国各地から来ている医療チームの
スケジューリングのことなどを尋ねたとところ、全ての団体が同チームに所属して、
被災者に対する無駄のない医療支援が行われているわけではないということが判明。
横の連絡がどうもうまくいっていないのではないかという疑念が事実であることがわかりました。
明日はクルマを借りて緊急車両の許可をとったら、これからの拠点となる可能性のある病院に行き、
ボランティアとしてやってくる医師たちとこれからの支援計画を作ります。
【3月28日報告】
午前中は、レンタカーの引き取りや給油など。正午過ぎにS事務局長、K看護師を
山形駅でピックアップし、JCFのオペレーションの早期終了に伴い、
今回JIM-NETの山形-宮城ミッションに参加することになり直接現地入りする
2名の医師+T住職の息子さんと町民医療福祉センターで合流。
その後、I市の精神科・内科のクリニックで宮城ドクターのインタビュー。
このクリニックは、津波により1階の床上50cm今日まで浸水し、地震後4日間
当時クリニックにいたスタッフや患者が取り残されてしまったとのこと。
その間の食料などの物資の補給や、N小学校で被災者の健康管理をされたことなどを伺う中で、
各地からやって来ている医療チームの動きの統制がとれていないように見えることに関して、
現在、統制をとろうとしているのが、I日赤病院だけでなく市の保健課もそうであるということが判明。
市と日赤病院で調整しようということになっているとのことでした。
今日から参加した2名の医師は、早速明日夕方からの連絡会議に出席することになりました。
明日は、W町に宿泊している2名の医師とI市で待ち合わせ、
各家庭での医療相談の対応など実際に避難所を巡りながら、
医療チームの今後の方針決定のためのデータを集めます。
【3月29日報告】
山形発JIM-NET事務局チームは途中Y小学校に寄ってIVYユースからマップをゲットし、
W町発ドクターチームと、三陸自動車道ICで合流し、O町のA集会所へ。
町内放送で医療チームの来訪が伝えられると早速80代のおばあさんがやってきました。
ドクターチームが診療している間、区長さんへのインタビューや
A地区が作った沢水を利用した生活用水汲み場の見学など。
前回の訪問でわかっていましたが、ここはやはり優等生の避難所でした。
なお、区長さんとお話しているとき、町の社会福祉協議会の方々が回って来られ、
ボランティア団体がやって来たら町のほうに知らせてほしいとのことでした。
次にS寺へ。しかしここにはO町の派遣した医療チームが既に来ていました。
既に来ていたチームのドクターは、某医科大学OBチームとのことでした。
医療チームの派遣のことなどは町の保健師さんが取り仕切っているという
ドクターの言葉の裏を取るため総合体育館の臨時町役場(?)へ保健婦さんを訪ねていきましたが、
保健師さんは、I日赤病院の指示であるとのこと…。
結局、O町での医療チームの活動は、町役場経由のものと町立病院経由のもの、
それに独立系の3系統があるらしいということがわかりました。
O町の中心部の惨状を見ながら、Y避難所の屋根にコンテナが載った家の避難所に立ち寄り、
I専修大に、H市のJ寺などを回って山形に戻ってきて、
JIM-NET代表を空港でピックアップし、ミーティング。
明日は、I日赤病院で行われる今後の被災地での医療支援の調整会議に参加します。
【3月30日報告】
山形を5時半に出発し、W町町民医療福祉センターでの7:30からのミーティング。
参加団体した6団体共通しているのは、DMATの後の医療支援をしっかりやる必要があるという認識を持ち、
長期的に今回の被災者に関わる準備がある、あるいはしつつあるということ。
W町町民医療福祉センターでのミーティングでは、この認識を各団体が確認した上で、
I日赤病院での調整会議に臨むことになりました。
代表としてW町町民医療福祉センター長のA医師、JIM-NET代表のみの出席。
会議の後、日赤の案内で、W公民館、W小学校
(W小学校では水と灯油を運んできた小国ガスチームに遭遇。
水の受け入れは、鳥取から派遣された職員がしていました。)、
K中学校の衛生状況(主にトイレ)を視察。そして、I市全体の被害状況をということでH公園へ。
なお、この視察団には、日赤チームとW町町民医療福祉センターでの会議のメンバーの他、
NHKと日テレの取材チームも加わった、それなりの大編成になったので、大名行列にならないよう注意しました。
H公園で解散後、JIM-NETチームと取材チームはO市のA集会所へ。
昨日同様の簡易診療。今回はJIM-NET代表Kドクターも加わっての診療でした。
代表Kの「明日も来るからね」と一言で、A集会所への再訪が決定。
その後O町の海に面した被害の多き地域を視察し、JIM-NETチームの医師2名を
W町町民医療福祉センターに降ろし、本日の活動終了。
【3月31日報告】
JIM-NETチーム、IVYを表敬訪問。パソコンの引渡しや物資の調達の依頼などして出発。
仙台北部道路が全面復旧したようで交通量が多く、I市まで2時間ほどかかりました。
I市役所で保健師の方に市内の医療の問題点についてうかがい、
今後どのような形で復旧すべきかという問題について、ご意見をうかがったり、
いくつかの提案をしました。保健師さんは、現状を的確に認識しており、
地域の中で医療が再建されるべきであることを強調されていて、
こちらの地域医療の再建・再生という基本方針にご理解していただきました。
その後、市役所から紹介されたI医師会の事務局長さんに、市内の開業医の罹災状況についてうかがいました。
その中で、かなりの数の開業医がクリニックの再建を諦めているらしいことがわかりました。
この時点で予定時間をかなりオーバーしていたので、O町行きは断念。(S寺には行けませんでした。)
M町へ行き、総合体育施設Bに展開しているイスラエルの医療チームを見学しました。
総勢300名ほどでやってきたイスラエルチームは、最新に医療機器を揃え、
数棟のプレハブに手術室から分娩室まで備えていますが、
1日に訪れる患者数は20名ほどとのことでした。
M町の町立病院(総合体育施設Bの診療室)のドクターの説明によれば、
検査やどうしても手を借りなければならない患者のみイスラエルチームにまわしているとのことでした。
その後、Bセンターに軽油や卵などを届けました。
Bセンターでは、着いてすぐ食事をいただいてしまいました。
I専修大でメディカル関係のNGOやボランティアのミーティングに出席後、
W町町民医療福祉センターに移動し、O町立病院での聞き取りと
A集会所の診療をしてきた別働隊とミーティング。
明日から看護師KはW町町民医療福祉センターを拠点にして活動します。
K谷は、ラジオモンスターの番組でこれまでの活動のことなどをお話します。(午後7時ごろ)
4)ボランティアセンターのコーディネート
・JVCが担当。
・K市のボランティアセンターへ4月5日(火)よりスタッフ1名を派遣し、活動のサポートを行う予定。
5)炊き出し
・蔵王観光協会青年部さんとゆめやさんが、3月31日にH市の地区センター避難所で
山形名物「芋煮」と「どんどん焼き」をふるまってくださいました。
蔵王観光協会青年部さんの炊き出しは今回で2回目となります。
物資の提供について
各避難所で自炊をするところが増えてきました。
生鮮食料品のご提供をよろしくお願いいたします。
支援金の募集
寄附金は税金の寄附金控除の対象となります。
本日までの義援金合計 9,855,372円
*資金が不足してきました。
*募金の使途について・・・リクエストのあった支援物資の調達費、炊き出しの食材費、
調理環境整備費、燃料費、道具のレンタル代、車の燃料代等。
その他2割を上限として、電話代、印刷費、人件費、ボランティア保険にも使用します。
1)郵便振替
加入者名:IVY 郵便振替:02290-2-85967
*「地震」 と必ず書いてください。
*お振込手数料に関してはこちら
をご覧ください。
2)銀行振込
山形銀行 寿町支店 普通預金 366153
特定非営利 活動法人 国際ボランティアセンター山形 代表理事 枝松直樹
*銀行振込 の場合はメールか電話で事務局まで必ずご一報ください。
*お振込手数料に関してはこちら
をご覧ください。
東北広域震災NGOセンターは、以下の団体・グループのネットワークで
人・情報・物資・資金を共有して活動しています。(50音順)
【事務局団体】 ・認定NPO法人 国際ボランティアセンター山形(IVY)
【連携・協力団体・企業】 *4月1日現在(50音順)
・(株)小国ガス
・小国フォルケフォイスコーレ
・(株)カタログハウス
・(特活) 開発教育協会
・(特活) 国際協力NGOセンター
・のし梅本舗 佐藤屋
・株式会社蔵王ミート
・蔵王温泉観光協会青年部
・(特活) シェア=国際保健協力市民の会
・[JIM-NET] 日本イラク医療支援ネットワーク
・しらたか ノラの会
・仙台市
・仙南中央病院(医療法人本多友愛会)
・(特活) 地球市民の会
・(特活) 地球の木
・出羽庄内商工会議所
・TIC ネットワーク(東北国際協力ネットワーク)
・東日運送株式会社
・名取市
・(特活) 日本国際ボランティアセンター
・(株)パレス平安
・(特活)パルシック
・(特活) ホープ・インターナショナル開発機構
・ビアップ
・松田建設株式会社
・一般財団法人 民際センター
・(株)ムサシ
・山形県小国町グループ
・山形県上山市役所
・山形県山辺町グループ
・(株)ユニクロ
・ルーテル教会
4.お願い
・道路事情やガソリン事情が改善されてきたことから、首都圏始め東北外からの人の流れも加速しています。
しかし、被災地ではまだ一方通行や信号なしの交差点等も多くあり、
特に津波の甚大な被害があった場所での渋滞は次の津波があった際大変危険です。
物見遊山のような車両の乗り入れ、取材や調査、写真撮影等は自制していただけるよう、
周囲に呼びかけをお願いします。
・センターでは物資配布等の活動を最優先とさせていただいております。
視察、調査、取材のアテンド等はお断りせざるを得ない状況です。
NGOの方もご理解をお願いいたします。ただし協力いただける団体・企業・個人の方のアテンドは
できる限りお手伝いさせていただきます。
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March 26 - April 2 Report on activities
Report on our support activities of March 26 - April 2.
Sorry this report has been delayed.
1. The situation in general
・We readily sense a strong feeling of working together and looking ahead, wanting to return to“normal life”as it was before the disaster.
・The new fiscal year starts on April 1st. Many of the local governments in the stricken areas are taking this day as a turning point and want to merge some shelters, returning the schools that were used, stopping meal service and reducing support.
2. Activities
The Center now has the following four ongoing projects.
1) Project to send foodstuffs, every day necessities and building material etc. to the shelters.
2) Project to enable on site cooking at the shelters.
3) Medical support
4) Coordinate with the Volunteer Center.
5) Hot meals on site
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1) Project to send food stuffs, every day necessities and building material etc. to the shelters.
・As of April 1st, we are supporting shelters in 26 places which include about 15,000 people. This means that the amount of goods needed has increased by tens of times, however, big companies all over the country, starting with Uniqlo, have been responding quickly to orders from groups, and we really appreciate that.
・From what we have found out at several shelters in H City, people’s requests are really high for help cleaning up around their wrecked houses.
2) Project to enable those in shelters to do their own cooking.
Every day, cooking 2000 servings (hot rice and soup) for the people in the shelters and people in the surrounding areas.
・Planned for about one month, until the end of April.
3) Medical support : JIM-NET is in charge.
[From the report of 3/31]
We went to ask the health practitioner of I City about its citizens' problems with medical treatment. The health practitioner is familiar with the current situation and emphasized that medical care should be restored within the local areas, and agrees with our basic principles to rebuild and recover local medical care.
After that, we went to see the the head of the office of the doctors' association in I City to whom we were introduced by the City Office, about the stricken conditions of the city’s medical clinics. From this we understood that it seems that a good many of the local clinics do not plan to reopen.
We went to M Town and visited the medical team from Israel which opened up in sports complex B. The Israeli team, which numbers about 300, is equipped with the most advanced medical instruments and has set up rows of prefabricated structures
including operating rooms and birthing rooms, but we have heard that the number of patients coming per day is about twenty.
The doctor at the city hospital of M Town (with treatment rooms in sports complex B) explained that they only send those patients to the Israeli team who need to be treated by that team.
After that, we sent fuel oil and eggs to B Center.
4) Coordinate with the Volunteer Center: JVC is in charge.
・Planning to support activities of K City’s Volunteer Center by sending one staff member,.starting from April 5 (Tuesday)
5) Hot meals on site
・The youth division of the Zao Tourist Association and“Yume-ya”served Yamagata's signature “Imo-ni / Potato Stew”and savory rolled pancakes at the shelter in H City's local center on 3/31.
◎Requests
1. Providing supplies
There are more shelters which are doing the cooking on site. Please help us with supplies of fresh foodstuffs.
2. Soliciting donations
Donations are tax-deductible.
Total of donations through April 3 is 9,855,372 Japanese yen.
* Financial resources are running short.
* How donations are used
Donations are used for procuring requested supporting supplies, foodstuffs for on site cooking, costs to set up cooking facilities, fuel, rental costs for tools, fuel for vehicles, etc. Up to twenty percent can be used for telephone costs, printing, labor and insurance for volunteers.