これをここに記すのは二回目だな
これを書いたのは五歳の女の子
虐待され衰弱して死んだ船戸結愛ちゃんが自分のノートに書いたもの
そして加害者のひとりである母親の初公判があった
その詳細を知れば知るほど
涙が止まらない
母親は法廷で泣き崩れ過呼吸を起こすほどだったらしい
しかし
義父による暴行には気付かなかったとも言ったらしい
しかし結愛ちゃんは顔を殴られ嘔吐を繰り返したと
殴られて吐いたことがある人なら分かるだろうが
つまり殴られた衝撃で脳が揺れ、または脳圧が上がり吐き気をもよおすのだ
分かるか
結愛ちゃんがどれほどの殴られ方をしたか
そして亡くなる最後の晩は母親が添い寝をしたらしい
弱っている我が子に楽しかった時の思い出話をしたりして励ましたんだと
でも息をひきとった
たったの12.2キロしかなかったらしい
日々繰り返される暴力の恐怖と痛み
終わりの見えない苦痛
そして空腹
結愛ちゃんが耐えた生き地獄の日々を思うとやっぱり涙が止まらない
何も悪いことをしてないのに
ただ生まれてきて
そこにいただけなのに
なんでそんな目に遭わなきゃならない
そして
結愛ちゃんは
間違いなく助けてあげることが出来た
しかし
児童相談所は手を抜いた
香川県から東京へ引っ越した一家をそのまま放置した
香川県では2度も結愛ちゃんを一時保護したにもかかわらずな
母親とその弁護人は
母親も被害者だと言わんばかりの法廷闘争らしいがテレビじゃそれに同調するコメンテーターがここぞとばかりに心理的DVってヤツを得意気に語ってる
そいつらはくたばれ!
そして鹿児島県でまた
今度は同棲する母親の彼氏が四歳の女の子を殴り女の子は溺死したと
女の子の体にはたくさんのアザがあったそうだ
そしてこの一家も児童相談所にマークされていたが惨劇を防ぐことは出来なかった
なぜ
こんなことが繰り返し起こる?
何がどうなってるんだ?
なぜ
小さな子をそんなに殴る
何が憎い
何が悪い
力が無く抵抗出来ない子供に拷問を加える目的はなんだ
さっぱり分からん
ただ
やったヤツは許すな
したことに見合うだけの苦痛を与えろ
でも何をしても
死んでしまった子供は生き返らない
結愛ちゃん
この国の大人達がアホばっかりで
助けてあげれなくて
ごめんな
どうか天国で
やすらかに。