陶工房アイボリーのテクテク日記


主人公の女性が画家という設定だったので、


自分の生活と近いものを感じながらサクサク読めました~。


ひとりの時間が長いせいなのか


色んな事を考えすぎてしまうところにも共感出来る。


江國さんの文章はまるで詩のように美しいので好きなのですが、


この作品の中では主人公とその恋人が


道志村へ満天の星空を見に行った時の表現が素敵でした。



「それは、とてもほんとうとは思えないような星空だった。


おそろしいような、無造作な。


流れ星がいくつも落ちた。


なんでもないことのように。」