みなさん、ごきげんよう☯

 

翌朝、再び日御碕(ひのみさき)を訪れました



前日と変わって、快晴の出雲
しかし風は強く吹いていました
遠くに三瓶山(さんべさん)が見えます

国引き神話で、綱をかけて杭にしたという、高いお山
確かに飛び続けています

日御碕灯台

43.65mという日本一の高さ

「世界灯台100選」の一つにも選ばれており、

「東洋一の灯台」として親しまれています


そんなご立派な日御碕のシンボルが立つのは




柱状節理

およそ1,600 万年前、噴火活動によって貫入した流紋岩の冷却収縮によってできたもので、海食崖の段丘面はみごとなものです


集合恐怖症の方にとっては厳しいところかもしれません?!


裂の入った岩、柱状節理からなる場所は
パワースポットであり、カミが祀られている印象がありますが、

ここはそれは見事なものでした

三瓶山は火山でありますし、
玉造、湯泉津(ゆのつ)と温泉が出るので、

出雲の地下には熱いマグマエネルギーが存在しているのでしょう



地名も柱状節理風石柱に刻まれています


岬を西に100mほど歩いて行くと、
日御碕神社日沉宮(ひしずみのみや)の後ろの正面であり、アマテラスを祀ったという経島(ふみしま)が見えてきます

面積約3000平方メートルの無人島


柱状節理を経典の巻物に見立てたことが名前の由来だそうです

8月7日の「神幸祭」(みゆきしんじ)の際、スサノオの子孫である宮司だけが舟で渡ることのできる神域であります


島には今でも祠があり、ウミネコの繁殖地(11〜7月)になっています

全国五ヶ所ある繁殖地のうち、東北地方以外ではここだけだそうで、
島のパワーを感じとってやって来るのかもしれません

やっぱりアマテラスとスサノオもここで繁殖活動されたのかも(笑)



火と水
男と女
陰と陽出会いて現界にカタチ生み出す

国土創世をまぐわいに例えた古事記の世界観
また少し、解ったような

貴重な体験となりました



あまりに風が強いので、ここらへんで引き返すことに💦

ヘビさんに会いました
シマヘビの黒色種、カラスヘビのようです

黒蛇は一般的に、

自己再生と変化、変容

直感力と洞察力という知恵

創造性と繁栄という内なる力を象徴し


また、警告を表すこともあるそうです


この日から1週間後、

豪雨のために崖崩れが起こり

日御碕への道路は通行止めになってしまいました



春に高屋神社でも同じようなことが起こりましたが

何事も無く訪れさせていただけるということ自体が、有り 難いことなのですね



出雲の旅はまだまだつづく、、



お読みいただきありがとうございます😊