みなさん、ごきげんよう🌿

 

美馬市で阿波古事記を体験せよとの命を受け(誰に?😅)、

トゥーランドブイログさんの動画で紹介されていた4つの神社を巡ってきましたが

 

 

 

 

 

次は

西照神社にも参拝してね、とのことで行ってきました

 

 

西照神社は標高946mの大滝(嶽)山(おおたきさん)にあり、離合困難な山道を延々上って行きます

 今回は徳島側から上りましたが、同じような急カーブを3回曲がるなどループしてる感があり、

「これ、ホントにたどり着けるんかな、、」

と心配がよぎるため

 

「呼ばれた人しかたどり着けない」

という都市伝説?がささやかれるほどの秘境😅


若き頃の弘法大師空海も修行されたという霊峰です

 

この空気感、おわかりいただけるだろうか、、

 

 

ふもとに近いところでは、シャガの花が大群生していました

 

現代では人の住まなくなった里山などで、ひっそりと咲いていることが多い、可憐な花です

 

 

日本のシャガは種で増えないため、全て同一遺伝子の存在であり、人が植えることによってのみ全国に広まっていったという、

 

古代史好きにはたまらなくロマンを感じさせる植物です

 

(半世紀生きてようやくその存在を知った私、、)
 

 

 
少し先に駐車場があり、歩いて戻ってきました


西照神社の前に、この石垣の上、西照神社の足元に建つ大瀧寺(西照大権現)

四国別格二十霊場第20番札所

若き弘法大師は大滝山で修行を行い、航海の安全祈願(後で出てきますがおそらく宗像三女神に)をして唐に渡ります

帰国後、門弟が別当寺を建てて祭祀ししたのがこちらの大瀧寺

山岳修行の聖地となりました



弘法大師の先祖が天津神・天忍日命(アメノオシヒノミコト)であることを告げた神使を西照大権現としてお祀りしているようです

天忍日命は大和政権で権力を持っていた大伴氏の祖先
讃岐佐伯氏は大伴氏はもちろん中央佐伯氏とも同族ではないとの説もあったり、よくわかりませんが

このようなインスピレーションを受けるということは
血縁という肉体的なことではなく、"魂の祖" ということだったのかもしれませんし

朝廷と色々関わっていく中で、有利に働く切り札が必要だったのでしょう


いざ参拝

夜に通りかかり狼に襲われ、祠堂に逃げ込んだ親子を野犬から守ったという伝説の狛犬
風化が進んでいますが、現役で神社を守護しています
 
こんな標高の高い山に夜通りかかるとか、親子に何があったのかということのほうが気になる私、、😅
 

 

ご祭神

月夜見大神

宗像三女神


 ※アマテラスの「天照」に対応して

 ツクヨミの「西照」なのですね



阿波忌部氏阿波から安房(千葉房総半島)へ海路で進出するなど、宗像三女神を守り神としていたそうですが、

月夜見大神は三女神を連れ、九州から四国へ赴任し、ここ大滝山から大和を見張ったとご由緒書きにあります

吉野川方面ですが、この眺望



月といえばウサギ



 前回の美馬訪問では隠しウサギがいる白人神社と、ユダヤの古代祭祀場といわれる磐境神明神社に訪れましたが、

 

ここ西照神社もウサギに関係がある、といいますか

阿波で祭祀を行っていた阿波忌部氏=ツクヨミ=ウサギ ということになるのでしょうか 🤔

 

 

 

話が少しそれてしまいますが、

九州からきたウサギといえば

出雲大社とともに、四拍手参拝の宇佐神宮


八幡総本宮と称する宇佐神宮は上宮と下宮があり、

大鳥居からの主要な参道の奥に下宮があり

八幡三神が祀られる上宮はほぼ反対向きに鎮座しています

 

嵯峨天皇の勅願で分神し、上下両宮に八幡神が祀らている、ということなのだそうですが

 

 

"「下宮参らにゃ片参り」と云われる所以です。

 

下宮の八幡大神は、御饌(みけ)司るとともに、農業や一般産業の発展、充実をお守りになるご神威を発揮されます。"

 

 

 宇佐神宮公式HPにはそう書かれており、

 

御饌を司ることや、

「農業や一般産業の発展充実」は八幡神というより、

暦を操り自然と調和して人民の生活を向上させてきた、まさにツクヨミのご神徳で

 

宇佐=ツクヨミ=ウサギ ということなんでしょうか🤔

 


(宗像三女神と縁が深いといえば、大山祇神なので

月夜見大神と大山祇神の関係も気になるところ、、)

 

 

 

さて、ツクヨミノミコトがご祭神の珍しい神社だから行ってみよ、とのことだったのですが、

 

 

私が驚いたのは

天之御中主神

が登場したことです

 

 

 

 

遙拝所整備のための寄進を募っておられるとのこと

 

 

場所はここ、八大龍王社、稲荷社の辺りに計画中とのことで、

 

確かに素晴らしく気の良い場所でした

 

 
縁結びの社熊野神社
徳島では「熊野」は「いや」と読むそうで、「祖谷」に通じていきます
 
八大龍王社

 

天之御中主神の下でお働きになっているのが八大龍王


石標に刻まれている龍王様達は仏教から来ているのですが、「西照大権現」

龍神にお仕えすることを前提に唱えれば願いが叶うという龍神祝詞
私はそこまでして願うことが今のところ無いので、、😅
 

ここに休憩所を造られたお気持ち、分かる〜✨座ってしばし瞑想😌

 

 

 

 

天之御中主神遙拝所ご神体

宇宙✨そのもの

標高約1000mから宇宙(そら)へ祈りを届けようという、壮大なプロジェクトです

 

その祈りとは、「万物の源である宇宙最高神を恋い慕う気持ちを届けたい、、」ということでしょうか

 

 

 

社務所で御朱印を選んでいると、宮司の都築さんに神社や神道、祓詞について色々とご教示いただき、

神社での神様への最高の祈り「他者の幸せを祈ること」と、参拝のコツを教えていだたいたり

 

伊勢神宮がまず外宮から参拝するルールになっているのは、そこに一番偉い神様、天之御中主神が祀られているから、という暴露話まで

 

おや、宇佐神宮の

「下宮参らにゃ片参り」と繫がりました💡✨

 

 

日本全国の神社をまわって色々と研究されたようで、八咫烏の護符が貼ってあったり

 調子が悪い時、護符のカラスを一羽ちぎって飲むと良いのだそう

 

社務所では「月神の石」なるお守りや、手作りの「オルゴナイト」、勾玉などが販売されていて、本で紹介されるほど評判なのだとか

 

 

 

そしてなんとエネルギーワークまで施してくださりました!


(施術をうけていたので、写真は撮れず💦)
 

 拝殿前の参道に立ち、目を閉じて深呼吸

 

御神体からのエネルギーを自分の手のひらに受け、胸、肚へと落とし込みます

 

 

エネルギーを熱などでしっかり感じた、というわけではないのですが、、

なんか身体が動いて反応してましたね😅

恐れ多くて頭を下げようとしたのか、身体が驚いていたのかも??

 

「本当に(エネルギーは)あるんですよね、神社は素晴らしいところです」と都築宮司

 

 

スッキリした気持ちで家路に着きましたので、

神社でエネルギーをいただくということは、プラスされるのではなくマイナス、つまりこれが

祓いなのかもしれません

 

 

 

 

その夜、お風呂に入ってホッとリラックスしている時に私が突然感じたことは、、

 

先祖の誰かが体験したような、

飢饉で食べる物が無く、身内を子どもに食べさせて命を繋ぐような大変な思いをすることなく、

「今日何食べようかな〜」

と贅沢なことに悩んで生きていける今の生活が

どれほどありがたいことか、ということでした

 

身体の内から自然と感謝があふれ涙となってこぼれていきました

 

今までも、頭では分かって感謝していることなのですが、

こんな感情として、身体反応が伴うのは初めてのことでした

 

 

 

今、生きていること

ただそれだけで、愛に包まれて存在させていただけている、実感

 

 

 

 

神様とつながる

ということがどういうことか、

少し教えていただいたような気がした参拝となりました

 

 

お読みいただき、ありがとうございます😊