みなさん、ごきげんよう😊
②からの続きです
今回、吉備津神社に参拝することになった私の一番の目的は
鳴釜神事でご祈祷していただくことでした
上記は私の主観が入った情報収集に拠りますので、一般的な説明はこちらをお読みください↓
御釜の上に置いたセイロの中で阿曽女(妻の阿曽媛の里の出身女性)が玄米を振ると、音の響きによって願いが叶うかどうか教えてくださるそうです
ちなみに判断は自分自身でしてくださいとのことで、うまいこと逃げてますな、、
ご祈祷申し込みは14時までということで、時間ギリギリ、滑り込みセーフで受け付けしていただきました💦
ところがわたくし、鳴釜神事のご祈祷をお願いしたかったのに、
フツーのご祈祷で申し込んでしまっていました💦💦
50を前に、アレコレソレで人様の顔は分かるけど名前が出てこないボケっぷりとはいえ、せっかく海を超えて来たのに、、
しかし後戻りはできず、フツーのご祈祷を受けました😅
10組くらいがいっせいに受けるのですが、名前やら住所やら何の願いかやら読み上げられるので、
プライバシーも何もあったもんじゃない、、
などと考えていてはいけません
私の願いはややこしいから、
「『心願成就』にしておくので、神主さんが読み上げている間、心の中で願っていてください」
と巫女さんから言われていたのでした
私が温羅の首が埋まるという御竈殿のところで願いたかったこと、それは
温羅一族をはじめ、大和朝廷の日本統一の過程で犠牲になった方々のお身体と心の痛みが癒され、来たる新しい時代の創り手としてまたご活躍されること
これを温羅ご本人じゃなく、敵方の吉備津彦命に祈ることになって動揺したわけです
私は霊動が出るタチなので、ご神事の時体が揺れます
最初ぐるぐる回る感じて、そのうちタテ揺れになって、ピタリとやみ、心持ちも静かになりました
大和朝廷にとって、温羅討伐は侵略ではなく、正義であったでしょうし、
それはそれで、その時代に必要なことだったのかもしれません
温羅は製鉄によって生産技術の発展をもたらしましたが、
山をマル禿げにして、国土の自然を保護したい人々からは恨まれていたでしょう
何が良くて何が悪いかは一概には言えません
そして思ったわけです
侵略した側がされた方を悪者に仕立て上げていたという歴史の裏側を知り、
私の心の中には侵略側への憎悪が生まれ、吉備津彦命を鬼ととらえていました
善と悪、二極に分けようとしてしまう人間の心
そこに鬼は生まれる
大和が利用したシステムが、自分の中にもしっかりとあったのでした、、
などとシリアスになってしまいましたが、
帰ってから鳴釜神事の説明をよく読んでみると、
これは吉備津彦命にお願いしたことが叶うかどうか、を温羅が教えてくれる占いなのでした😅
まずは命に願わんことにはどうにもならんよと、ダメ出し
教えてくださったんですね〜😆🙏✨
次回へ続く、、