満月から10日後の昨日
時刻は22:10
久しぶりに天の川を撮ってみました
月や夕陽も同じですが 比較対象物があると大きく立派に見えますね
ネット上で度々見る言葉
「満天の星を見たいなら新月を狙うべし」
ですが これは正しくありません
1ヶ月に14日間ある内の1日を指しているに過ぎないからです
月が地球を回る周回速度と地球の自転速度のバランスによって月が昇ってくる時刻が日毎に40〜60分(※)遅れるため 我々が起きている時間帯にはまだ月がないという期間があります
(※バラツキは地球の公転による太陽と月と視点の位置関係により変動します)
満月の日から3日経つと月の出時刻は約2時間遅くなっています
4日後なら 2時間40分後
5日後なら 3時間20分後 という感じです
この時間が日の入り時刻の一時間以上後であれば空は暗くなり満天の星空が見られます
日の入り月の出時間は場所によって変わります
日本の西端石垣島ではこのようになります
冒頭の写真を撮った昨夜は満月の10日後で月の出は24:14
水平線から月が顔を出してもしばらくは視界に入りませんから空が暗くなった20時半ごろから真夜中までは満天の星空が広がったことになります
いろいろ長々と書き並べましたがつまり
満天の星空を見たいなら
「満月後3日目〜新月後3日以内を狙うべし」
ということになります
あとはお天気次第ですねー
旅づくりのご参考に