映画「サラエボの花」 | ivisのブログ

映画「サラエボの花」

日本ではあまり馴染みのないボスニア内戦のあったサラエボが舞台。

その戦争の傷跡を心の奥底に抱えるエスマは娘のサラと2人暮らし。娘の修学旅行費を工面するため夜も仕事を始めた。そんな彼女に近寄る男の存在を知ったサラは母に何かと反抗しだし、ある日父親のことで言い争いになり、自分の出生の秘密を知ることに・・・


10年しか経っていないけど戦争によるエスマたち被害者の傷は癒えていません。日常生活でもちょっとしたことから封印していた悪夢を思い出してしまう始末。たぶんそれは一生消えない傷跡だけれども懸命に生きようとするエスマ。

戦争が引き起こす悲劇をリアルに描いている作品ですが、正直あまり好きにはなれない映画でした。


主人公が元気のない藤田弓子みたいな中年のおばちゃんとか

その中年のおばちゃんの表情が常に疲れきっているとか

そればかりが原因じゃないけど、観ていてが気を滅入ってしまった。

それがサラエボの現実で目を背けてはいけないのだろうけど。

でもivisは映画に辛いリアルな現実を求めていないんです。リアルでありながらも、作った世界を感じさせるというかあくまで物語であってほしいんですよね。


でもラストは希望のあるもので、安堵しました。