小説「クローズドノート」雫井 脩介 著
主演女優の「別に」発言で有名になった映画の原作。
何とも優しくて、ほのぼのとしています。それに読みやすい。
大学生の香恵はフツーの女子大生で教育大に入るもその道に進むべきか悩んでいた。
ある時アパートの前の住人が置いていった日記を見つけ、思わず読んでしまう。小学校の先生をしていた伊吹という女性が書いたもので、担任をしていたクラスの出来事や自身の恋のことなどが綴られていて、香恵はこの日記に感化され恋に人生に前向きになっていきます。
物語は香恵の今と日記の過去が無理なく絡み合っています。
学校の先生のモラルなんかが問われている昨今ですが、この伊吹先生のように生徒思いの先生は世の中にたくさんいるはず。
一人一人の個性を尊重し愛情を持ち、でもえこひいきはしなくて生徒を平等に扱い、子供の未来を考えて時には厳しく接するのがivisの考える理想の教師かな。
学生時代にいい先生に巡りえたらその後の人生にも多大な影響を与えますよね
人生は他人との出会い、縁によって組み立てられているものです。