大阪での新型コロナウイルスの新規感染者数は非常に少ない状況になり、全国的にも都道府県の間での人の移動が自由になりました。来院される皆様の表情も穏やかになってきたと感じます。

 

当院は61日からクリニック採精、採卵後のご主人のリカバリー室への入室や胚移植の立ち会いを可能とし、615日からは喫茶の使用も可能としました。以前と全く同じではありませんが、通院中の皆様に快適に治療を受けていただき、ストレスが軽減するような運営に戻しています。

 

 先日の私の胚移植に、着床前診断により得られた胚を初めて移植される方がおられました。夫立ち会いのもと、夫婦は手をつないで、移植する胚の映像と超音波検査で胚が子宮内に戻るところを見られました。夫婦とも、うまく移植が出来たことの確認と新しい生命が誕生する期待に大変感動されていたことが印象的でした。新型コロナウイルスの感染者が多かった約2ヶ月間、夫立ち会いの胚移植を行っていなかったため、あらためて夫婦での移植の素晴らしさに感動しました。

 

 早く以前の診療体制に戻ることを期待するご意見がある一方で、感染の第2波の可能性から夫がクリニックに来られることを心配されるアンケートもいただいております。当院を受診される方の様々な考えや立場を理解したうえで、可能な限り皆様に満足していただけるように努めていきたいと考えています。

 

我が家のメダカです。いろいろな色のメダカがひとつの鉢の中にいます。今回、たくさんの卵を産み、孵化しています。おそらく数100匹はいると思います。これから成長するとどのような色のメダカになるのか楽しみです。