40代で結婚したので

不妊治療専門病院で治療したいと

早めに受診してくださる方も

増えて来ました。

 

本当にこの15年くらいで

年齢と妊娠率、流産率の関係性について

だいぶ社会に浸透して来たのかなと

外来やっていても実感します。

早めにご相談いただくと

ご自身の体の数値を見ながら

ご夫婦と色々な相談をしながら

治療プランを立てることができます

 

当院では40代の方も

たくさんおられるので

40代、AMH低い場合の

採卵、凍結の進め方など

独自のご提案もできます。

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42歳 

入籍したばかりだが

年齢が気になり

AMH相談外来で受診

 

AMH0.52

タイミングも取りにくい

状態であると。

 

体外受精を希望

採卵、高刺激希望

 

採卵1  42歳 自費時代

FSH+hMG

アンタゴニスト

卵子数 8

成熟卵 6

受精 split

前核期 2個凍結

媒精(ふりかけ)で多精子あり

4個培養したが胚盤胞ならず

(3日目以降の発育乏しい)

 

採卵2 42歳 自費時代

HMG

アンタゴニスト

卵子数5

成熟卵 4

精子選別:スパームセパレーター

受精 顕微授精

前核期 2個凍結

1個培養し3BB確保

※スパームセパレーターについて 以前ブログ

 

移植1 42歳 自費時代

凍結融解胚移植

胚盤胞1個移植

ホルモン補充周期

移植後1週間 HCG89.4

妊娠→卒業→1人目出産

 

44歳. 2人目希望で受診

 

移植1 44歳(受精卵42歳)

凍結融解胚移植

前核期融解

→分割胚移植(D3の1個移植)

ホルモン補充周期

移植後1週間 HCG73.0

妊娠10週で心拍停止

流産となる

 

※流産の絨毛染色体検査

21トリソミーだとわかる

→ご夫婦と相談し追加の不育検査などはせず

 移植方法も

 このままホルモン補充希望となる

 

移植胚以外の3個を継続培養

→4AAの胚盤胞を1個確保再凍結!

(受精卵は42歳

融解し再度胚盤胞で凍結したのは44歳)

 

移植3 44歳

凍結融解胚移植

ホルモン補充周期

胚盤胞1個移植

移植後1週間 HCG90.1

当院で2人目の妊娠卒業となる

 

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