こんにちは。Kinoshitaです!

 

二人目以降の希望の場合

一人目を妊娠した時に残しておいた受精卵

二人目を希望して採卵した時の受精卵

での組み合わせで治療されるケースは多くあります

 

体外受精をしていなかったら

違う年齢の受精卵が子宮の中にそれぞれ

存在するなんて

絶対あり得ないですよね!!

 

体外受精を経験している皆さんなら

理解してもらえると思いますが、

体のこと、卵子のことを知らない女性からしたら

「なんのこと言ってるの?」

41歳、43歳の受精卵で44歳妊娠ってどういうこと?

って言われると思います。

 

今回はタイトルにある通り

40歳当院初診

40歳、41歳で採卵

41歳 移植2回目で妊娠、出産

43歳で二人目希望で当院受診

41歳での胚盤胞とともに、

43歳で採卵できる間にしておきたいと採卵希望

44歳で41歳胚盤胞・43歳初期胚の二段階胚移植

で妊娠された方を書いていきたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一人目初診(自費診療時代)

当時40歳 AMH1.77

●採卵1 アンタゴニスト法

採卵数:23

受精:split 

受精数:18

凍結:前核期2個 胚盤胞3個

 

●採卵2 アンタゴニスト法

採卵数:24

受精:split 

受精数:12

凍結:前核期2個 胚盤胞4個

 

○移植1

ホルモン補充周期

胚盤胞1個移植(D5-3AB)

妊娠判定:陰性

 

○移植2

ホルモン補充周期

胚盤胞2個移植(D6-4AB・D6-5BB)

妊娠判定:陽性

妊娠後発育良好(単胎妊娠)

一人目出産

ーーーーーーーーー

 

二人目希望初診

43歳 AMH1.88

→43歳開始で自費診療となる

 

○移植1(二人目)

ホルモン補充周期

融解:前核期4個→胚盤胞ならず(40歳.41歳受精卵)

追加融解:胚盤胞1個(40歳受精卵)

胚盤胞1個移植(D6-3BB)

妊娠判定:陰性

 

43歳で想像していたより

自分のAMHが残っていたので

早く採卵しておきたいと希望あり

 

●採卵1(二人目)アンタゴニスト

採卵数:7

受精:PICSI

受精数:3

凍結:前核期2個

 

●採卵2(二人目)アンタゴニスト

採卵数:25(成熟卵12)

受精:PICSI

受精数:6

凍結:前核期2個

 

○移植2(二人目):44歳

ホルモン補充周期

二段階胚移植

前核期融解→D3初期胚移植(43歳受精卵)

胚盤胞1個移植:5BC(40歳受精卵)

妊娠判定:陽性(HCG:2079)

妊娠5週 胎嚢1個確認(単胎妊娠)

妊娠7週 心拍確認

 

KInoshitaより)

やはり

女性にとって、体を知ること、卵子を知ることは

人生の選択肢を増やすことだと感じています。

特に40歳以降の方にとってはこういったことを

知る場がもっともっとあっていいと思います。

 

また、10代20代の頃から

女性の体を

男性も!女性も!

知る機会が当たり前にある時代にしていきたいと

思っています。

 

こういったブログや

当院が開業時からやっているAMH女性の日

などのイベントでこれからも

女性、男性、ご夫婦に

新たな選択肢を提案したいなと

あらためて思います。

 

Kinoshitaは基本毎日午前・午後こちらにいます!

直接ご相談がある場合は受付でご指名くださいねニコニコ

 

Kinoshitaは毎週金曜は滋賀大津のクリニックにいます!

ご相談がある場合は受付でご指名くださいねニコニコ

 

KInoshitaオンライン相談の方はこちらから

(私が直接対応します!)