こんにちはKionshitaです。
持病を持ちながら
不妊治療と闘っておられる方も多くおられます。
特に
妊娠後に増悪するような持病もあります。
妊娠前に持病の治療をした上で
不妊治療に集中される方も多くおられます。
当院では
膠原病や自己抗体に関係する持病を持った方が
総合病院からの紹介で多く受診されています。
今回は
特発性血小板減少症(ITP)で脾臓摘出後
長い体外受精の治療を乗り越え
当院妊娠卒業された患者様です。
○前医治療歴
・採卵3回
→胚盤胞にならず初期胚凍結
・移植2回
→初期胚移植
→妊娠判定陰性
当院初診となりました。
＃低AMH
＃胚盤胞ならず
＃ITP脾臓摘出後
自費診療時代からの開始
(2020年9月〜)
30歳 AMH0.59
採卵1 前核期で凍結2個
採卵2 胚盤胞確保(4BA・3CB・3BC)
移植1 胚盤胞2個移植
→妊娠 8週流産
移植2 二段階胚移植
→陰性
採卵3 胚盤胞確保(3CB)
採卵4 胚盤胞確保(3BC)
採卵5 前核期で凍結1個
移植3 胚盤胞2個移植
→陰性
保険が開始され保険診療へ
移植4(保険1) 胚盤胞1個移植
→陰性
採卵6(保険) 胚盤胞ならず
採卵7(保険) 胚盤胞確保(3BB)
移植5(保険2) 胚盤胞1個移植
→陰性
採卵8(保険) 胚盤胞ならず
当院大津院から京都院へ転院
先進医療を入れての治療開始
•タイムラプス(先進)
•シート法(先進)
•PICSI(先進)
採卵9(保険) 胚盤胞確保(4BB)
移植6(保険3) シート法-胚盤胞1個移植
→HCG51.6
→化学流産
二段階胚移植(先進)のための採卵開始
採卵10(保険) 初期胚凍結のみ
採卵11(保険) 胚盤胞ならず
採卵12(保険) 胚盤胞確保(3BA)
移植6(保険3) 2段階胚移植(先進)
・ホルモン補充周期
→D3初期胚+胚盤胞(3BA)移植
→HCG875
→単胎妊娠
→10週を超え発育良好
→当院卒業
Kinoshitaより)
自費時代から保険、先進医療まで全ての時代を経験し
持病を乗り越え
3年半の不妊治療を乗り越え
めでたく当院卒業となりました(泣)
Kinoshita希望で来て頂いていたため、
ずっと私がみさせてもらいました。
卒業された時の顔が本当に忘れられません。
心から心から無事出産となること祈っております。
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