34歳 AMH3.17
#巨大子宮腺筋症
#両側内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞)
#重度の月経困難
#慢性子宮内膜炎
こんにちはKinoshitaです。
子宮内膜症、腺筋症で
つらい痛みに耐えながら治療を継続し
私にとっても待望の
妊娠卒業されたので報告しておきますね。
ーーーーーーーーーー
前医で体外受精を開始
採卵3回
できた胚盤胞は1個
移植して妊娠に至らず
当院へ受診となる
子宮は腺筋症で全体サイズが
20cmを超える大きさ。
正常サイズの子宮3倍くらいの大きさ。
妊娠希望強く
不妊治療優先で開始となった。
開始時はまだ保険診療開始前のため自費で開始
採卵1
HMG-アンタゴニスト
採卵数:13
凍結:胚盤胞4個 前核期2個
移植1
※子宮腺筋症で子宮内腔も15cm以上
→移植のカテーテルも通常の2倍近く深く入る状況
胚盤胞1個移植
妊娠判定:陰性
移植2
胚盤胞1個移植
妊娠判定:陽性
→妊娠5週でHCG10000以上でGS見えず
(腺筋症でかなり子宮が増大しており胎嚢確認が難)
→子宮外妊娠所見なし
→妊娠6週、胎嚢の増大でようやく胎嚢確認
→妊娠7週以降でも心拍見えず流産診断となる
→腺筋症で妊娠後の腹痛もあり、妊娠初期では子宮内の確認が難しいほどの腺筋症であるため総合病院で流産手術
慢性子宮内膜炎検査(CD138):5以上/20視野
→ビブラマイシン2週間
移植3
胚盤胞1個移植
妊娠判定:陰性
腹痛、月経困難がさらに増悪あり
内膜症の治療へ切り替えを提案
GnRHアゴニストの注射6クール
(回数は本人希望、症状もみて)約半年
→月経困難・内膜症・腺筋症の症状改善のため、排卵を止めて月経を止めます
症状改善確認
腺筋症のサイズも縮小傾向あり
移植4
胚盤胞1個移植
妊娠判定:陰性
再度、腹痛、月経困難増悪
霞ヶ浦医療センター紹介(茨城県)
子宮腺筋症手術で子宮縮小へ
子宮408g切除
自覚症状改善あり
何より、子宮サイズが明らかに縮小
→正常サイズの子宮へ
EMMA/ALICE:乳酸菌推奨のみ、他異常所見なし
移植5
胚盤胞1個移植
妊娠判定:陰性
ここから
保険の時期が始まり開始される
採卵3(保険)
レコベル-アンタゴニスト
採卵数:3
凍結:胚盤胞ならず 凍結なし
採卵4(保険)
クロミフェン+FSH(ゴナール)-アンタゴニスト
採卵数:5
凍結:胚盤胞2個
移植6(保険移植1)
胚盤胞1個移植
妊娠判定:陰性
腹痛、月経痛の症状出てきた
GnRHアゴニストの注射4クール
(回数は本人希望と症状もみて) 約4ヶ月
移植7(保険移植2)
胚盤胞1個移植
妊娠判定:陽性
妊娠後胎児発育良好
卒業となる
Kinoshitaより)
本当にずっと
不妊症と内膜症と
痛みとの戦いでしたね。
そして何より本当に妊娠への思いが強かった!
希望の不妊治療は早めに進め
自覚症状に合わせてすぐに内膜症への治療へ移り
不安は大きかったとは思うが
腺筋症の治療にも踏み切り
その後の
この妊娠・卒業
重症の子宮内膜症(子宮腺筋症+両側チョコレート嚢胞)
痛みもある中で不妊治療を継続し、
結果を出していくことは
本当にご夫婦の強い思いが必要なんだと実感しました。
これを乗り越えたご夫婦を
本当にすごいと感じました。
出産もハイリスク分娩となることは間違いありません。
ぜひ
ご夫婦が元気な赤ちゃんと会えることを
心から願っております。
ーーーーーーーーーーーー
Kinoshitaは基本毎日午前・午後こちらにいます!
直接ご相談がある場合は受付でご指名くださいね
Kinoshitaは毎週金曜は滋賀大津のクリニックにいます!
ご相談がある場合は受付でご指名くださいね