こんにちは。Kinoshitaです。
日本では289名の認定遺伝カウンセラーが活躍をしています(2021年4月現在)
臨床検査技師の資格を取り、
胚培養士として13年もの経験を積み、
さらに今回、認定遺伝カウンセラーの資格をとって帰ってきてくれました。
認定遺伝カウンセラーは全国的にもまだまだ少なく、
胚培養士で認定遺伝カウンセラー資格を持っている方は全国でも限りなく少ないです。
不妊治療という専門的な分野において、
不妊治療を理解している認定遺伝カウンセラーが当院にいてくれることは
当院の患者様ご夫婦にとって、大変重要なことだと思っています。
培養士として働きながら、夜中まで試験勉強してる姿をずっと見てきました。
本当によかった。本当におめでとう。
今後も当院では
資格や勉強の機会をスタッフに提供し、
当院の患者様ご夫婦に安心して不妊治療を受けて頂けるように
さらに努力していきたいと思っています。
認定遺伝カウンセラーとは
1)認定遺伝カウンセラー®は遺伝医療を必要としている患者や家族に適切な遺伝情報や社会の支援体勢等を含むさまざまな情報提供を行い、心理的、社会的サポ-トを通して当事者の自律的な意思決定を支援する保健医療・専門職である。
2)認定遺伝カウンセラー®は医療技術を提供したり、研究を行う立場とは一線を画し、独立した立場から患者を援助することが求められる。
3)認定遺伝カウンセラー®は、遺伝カウンセリングについて一定の実地修練を積んだ後に資格認定される専門職で、下記の要件を満たす必要がある。
・最新の遺伝医学の知識を持つ
・専門的なカウンセリング技術を身につけている
・倫理的・法的・社会的課題(Ethical-legal-social issues: ELSI)に対応できる
・主治医や他の診療部門との協力関係(チーム)を構成・維持できる
4)認定遺伝カウンセラーとなりうる基盤の職種としては看護師、保健師、助産師などのメディカルスタッフや、臨床心理士、社会福祉士、薬剤師、 栄養士、臨床検査技師などのコメディカル・スタッフ、また生物学・生化学などの遺伝医学研究者やその他の人文・社会福祉系などの専門職が考えられる。
(厚生労働科研報告書:認定遺伝カウンセラー制度研究の歩みより作成)
医療法人木下レディースクリニック
木下レディースクリニック大津
京都IVFクリニック