おはようございます。KInoshitaです。
以前にも同じ様な内容を書いてますが、やはり月経日数をあまりにも気にする方が多いので再度まとめておきます
それでは今回は会話口調で書いていきます!!
ではスタート。
34歳 AMH5.6
お薬を飲まないと3ヶ月以上は月経が来ない。
のみ薬、注射も使ったけど卵胞が育たなくて、いつも排卵できずにリセット、月経をこさせていた。
排卵ができないと当院受診。
まずはいつものこの話
大事なのは
月経日数ではなく、排卵日がいつなのかです!!
卵子の発育の話
KInoshita:卵子が赤ちゃんの時に作られているのは知っていますよね。
KInoshita:排卵する卵子はいつから育っていると思いますか?
患者:生理が来てからですよね
KInoshita:それがちがうんです!実は今月排卵する卵子の最初は6ヶ月前から育ってるんですよ。
(原子卵胞から考えると約6ヶ月というわけです)
患者:え!!!
KInoshita:月経何日目を気にするより、卵子のことを知った方が安心するでしょ
当院の不妊症に対する検査をしていきながら、月経をこさせてから治療を開始する。
当院では最初の治療であったため、クロミフェンの内服から開始。
1週間後卵胞を確認するも、卵胞の発育はなし。
KInoshita:月経何日目で焦ってはダメですよ。お話していましたよね。しっかり卵巣が準備するのを待ってあげましょうね。
月経の13日目からFSHの自己注射開始。
Kinoshita:すこーしずつ、すこーしずつ体に合わせていくからね。
当院で決めている量で少しずつ、少しずつ注射量を調節していきます。
週に1回ずつは必ず卵巣をチェック!!
月経53日目
患者:そろそろですかね。前の診察で11mmの卵胞見えたから。
KInoshita:そうだね。楽しみだよね。たくさん育たない様にゆっくり時間かけたもんね。
超音波にて卵胞を確認。
Kinoshita:綺麗に育ちましたよ。今日は22mmだよ。
では、今日排卵の注射を打ちますね。今日から取れるところまで夫婦生活ぜひ頑張って下さい。
高温期のホルモンを補充する。
2週間後、患者受診。
患者:先生妊娠判定でたよ。待った甲斐があった泣。私の卵巣にはこれだけ時間をかけてあげないといけなかったんですね。
Kinoshita:本当によく頑張りました。自分の体を正しく知ることは本当に大切だよね。
おめでとうございます。
流産が多い時期は一緒に確認するから、もう少し頑張ろうね!!
(Kinoshita 最新情報)
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#第7回 AMH女性の日決定
2020年5月17日(日)に変更してます!
場所:木下レディースクリニック
対象:現在、今後に妊娠を考えている男性、女性、ご夫婦
内容:
#妊娠に関係する最新情報をお伝えする定例イベントです。
#男性、女性問わず卵子、精子、妊娠、流産の最新情報を聞くのは無料です。
#AMHを知りたい、AMH採血したい、当日AMH知りたいという方はぜひ。
#今は妊娠をまだ考えてない方は定期的に自分の体をチェックされることを当院ではおすすめしています。
#当院の女性に対する社会活動の日
~新しい選択をみなさまに~
医療法人木下レディースクリニック(滋賀/大津)
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